「子どもが急に熱を出した」「急な用事が入ってしまった」など、子どもの習い事では予期せぬお休みがつきものです。特に月謝制の幼児教室だと、休んだ分が無駄になってしまうのではないかと心配になりますよね。
この記事では、小学館の幼児教室「ドラキッズ」の振替制度について、公式サイトの情報と利用者の口コミを基に徹底解説します。通学コースとオンラインコースの違いや、振替以外の柔軟な対応策（休会・転校制度）、さらには料金体系まで、保護者が知りたい情報を網羅しました。ドラキッズへの入会を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ドラキッズの振替制度：急な欠席でも大丈夫？
結論から言うと、ドラキッズには振替制度が用意されています。ただし、通学コースとオンラインコースで仕組みが異なるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。
【通学コース】年齢で回数が違う「回数保証授業」
通学コースでは、「回数保証授業」という名称で振替制度が設けられています。これは、年間に保証された回数分、欠席した授業を別の日に振り替えることができる制度です。利用したい場合は、担当の講師に申し出る必要があります。
保証される回数は、子どもの年齢（クラス）によって異なります。
- Class Baby（満1歳）, Class1（1〜2歳児）: 年間6回
- Class2（2〜3歳児）〜 Class5（年長）: 年間4回
低年齢のクラスほど体調を崩しやすいためか、保証回数が多く設定されています。この点は、特に小さいお子さんを持つ保護者にとって安心できるポイントです。
【オンラインコース】より柔軟な振替ルール
自宅で受講できる「ドラキッズオンライン」は、通学コースとは異なる振替ルールが適用されます。こちらはより柔軟性が高いのが特徴です。
お休みすることが事前にわかっている場合、授業開始の6時間前までに予約システムでキャンセル手続きを行えば、振替が可能です。振替授業は、お休みした日から前後1ヶ月以内の授業で選ぶことができます。
ただし、振替ができるのは「同じ進度のクラスに空きがある場合のみ」という条件があります。急な当日欠席や、タイミングによっては振替が難しいケースもあるため注意が必要です。
振替制度の注意点とリアルな口コミ
便利な振替制度ですが、利用する上で知っておきたいポイントや、実際に利用した保護者からの声も確認しておきましょう。
知っておきたいポイントと利用者の声
まず最も重要なのは、通学コースの振替は保証回数に上限がある点です。風邪などで欠席が続いた場合、すべての休みを振り替えられるわけではないことを理解しておく必要があります。口コミサイトでも「振り替え授業の回数が決まっているので、数回休んでもその分の回数分は振替できません」といった声が見られます。
また、天災時の対応についても注意が必要です。公式サイトでは、天災などで通学が困難な場合はホームページの「休講案内用掲示板」で案内するとしています。しかし、利用者からはこんな声も。
大雪などによる休講は今まで振替授業の対象でしたが、最近は対象外になってしまった。以前のようにもっと融通がきくとありがたいです。
教室や時期によって運用が異なる可能性もあるため、入会前に自分の通う教室のルールを直接確認しておくとより安心です。
振替だけじゃない！ドラキッズの柔軟な対応
ドラキッズには、振替制度以外にも家庭の状況に合わせて利用できる制度があります。
長期の休みには「休会制度」
第二子の出産や家庭の事情などで長期間お休みしたい場合は、「休会制度」が利用できます。連続3ヶ月まで休会が可能で、休会中は所定の休会費を支払うことで在籍を維持できます。その間は、主に家庭用教材に取り組むことになります。
引っ越しでも安心「転校制度」
ドラキッズは全国に教室を展開しているため、引っ越しが決まった場合でも転居先の近くの教室へ転校手続きが可能です。また、里帰り出産などの際には、最長3ヶ月間、帰省先の教室に通う「短期転校制度」も利用できます。
料金や退会方法もチェック
最後に、入会を検討する上で欠かせない料金体系と、万が一の際の退会方法についても触れておきます。
料金体系と割引制度の概要
ドラキッズでかかる主な費用は以下の3つです。
- 入会金：11,000円（税込）
- 月会費：11,000円（税込）〜 ※コースにより異なる
- 年間教材費：コースにより異なる（例：Class Baby 29,700円）
※オンラインコースは料金体系が異なります。
また、兄弟で同時期に通う場合の「きょうだい割引」（2人目以降の教材費割引）や、一度退会した方が再入会する際に適用される「復学割引」（入会金免除）など、各種割引制度も用意されています。
退会手続きの注意点
退会を希望する場合は、退会したい月の5日までに教室へ退会届を提出する必要があります。これを過ぎると翌月の月会費が発生してしまう可能性があるため、手続きのタイミングには注意が必要です。
一部の口コミでは「退会時の手続きがスムーズではなかった」という声も見られるため、退会を決めた際は早めに教室に意思を伝え、書類のやり取りなどを確認しておくと良いでしょう。
まとめ：ドラキッズは柔軟な対応が魅力！まずは公式サイトで体験を
小学館の幼児教室ドラキッズは、急な病気や用事による欠席に対応するための「回数保証授業（振替制度）」をしっかりと設けています。特に低年齢クラスでは年間6回と手厚い保証があり、保護者にとっては大きな安心材料です。
さらに、オンラインコースの柔軟な振替ルールや、長期の休みに対応する「休会制度」、引っ越しに対応する「転校制度」など、様々な家庭の状況に寄り添う仕組みが整っています。
ただし、振替回数の上限や天災時の対応など、細かいルールは教室によって異なる場合もあります。後悔しないためにも、まずは無料体験レッスンに参加して、教室の雰囲気やお子さんとの相性を確かめると同時に、ご自身が通う予定の教室の具体的なルールを直接確認することをおすすめします。
お子様に合った教室を見つける第一歩として、まずは公式サイトからお近くの教室を探し、体験レッスンの詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。最新のキャンペーン情報も確認できます。
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