退職代行は当日でも使える?即日退職の全手順と注意点を解説

退職代行ヤメドキ

  1. 「今日辞めたい」退職代行は当日の朝でも本当に使えるのか
  2. 退職代行を当日利用する場合の具体的な流れ【7ステップ】
    1. ステップ1:退職代行業者にLINE・電話で連絡(所要時間:5分)
    2. ステップ2:ヒアリング・状況確認(所要時間:15〜30分)
    3. ステップ3:料金の支払い(所要時間:5〜10分)
    4. ステップ4:業者が会社に退職の連絡(所要時間:10〜30分)
    5. ステップ5:会社からの回答を待つ(所要時間:数時間〜半日)
    6. ステップ6:退職届の郵送・貸与品の返却
    7. ステップ7:離職票等の書類受領
  3. 退職代行で「即日退職」が法律的に可能な理由
    1. 民法627条:退職の自由は法律で保障されている
    2. 有給休暇を活用した「実質即日退職」
    3. 有給が足りない場合は「欠勤扱い」で対応
    4. 民法628条:やむを得ない事由がある場合
    5. 契約社員の場合の注意点
  4. 退職代行を当日利用する際の費用相場と業者タイプ別の比較
    1. 民間業者の特徴
    2. 労働組合型の特徴
    3. 弁護士型の特徴
    4. 当日利用で追加料金は発生する?
  5. 退職代行を当日使う前に準備しておくべきこと【チェックリスト】
    1. 必ず準備しておきたいもの
    2. できれば準備しておきたいもの
    3. 社宅・寮に住んでいる場合の注意点
  6. 退職代行の当日利用でよくあるトラブルと対処法
    1. トラブル1:会社が退職を拒否する
    2. トラブル2:会社から直接連絡が来る
    3. トラブル3:損害賠償を請求すると脅される
    4. トラブル4:退職後の書類が届かない
    5. トラブル5:業者選びを間違える
  7. 退職代行を当日利用する際の業者選び5つのポイント
    1. ポイント1:対応時間を確認する
    2. ポイント2:運営元を確認する
    3. ポイント3:料金体系が明確か
    4. ポイント4:口コミ・実績を確認する
    5. ポイント5:返金保証があるか
  8. 退職代行を当日利用した人の体験談と成功のコツ
    1. 事例1:朝6時に連絡→9時に退職確定(20代・男性・営業職)
    2. 事例2:前日深夜に決意→翌朝退職(30代・女性・事務職)
    3. 事例3:退職と引っ越しを同時並行(20代・女性・販売職)
  9. 退職代行の当日利用後にやるべきこと【退職後の手続きガイド】
    1. 健康保険の切り替え(退職後14日以内)
    2. 国民年金の切り替え(退職後14日以内)
    3. 失業給付(雇用保険)の申請
    4. 住民税の支払い方法の変更
    5. 確定申告の準備
  10. 退職代行を使わずに当日退職する方法はあるのか
    1. 方法1:自分で直接伝える
    2. 方法2:退職届を内容証明郵便で送る
    3. 方法3:労働基準監督署に相談する
  11. まとめ:退職代行の当日利用で押さえるべきポイント
  12. よくある質問(FAQ)
    1. 退職代行は当日の朝に連絡しても対応してもらえますか?
    2. 退職代行を使って当日に辞めるのは法律的に問題ないですか?
    3. 退職代行の当日利用で追加料金はかかりますか?
    4. 退職代行を使った後、会社から直接連絡が来ることはありますか?
    5. 退職代行を当日利用する場合、どのタイプの業者を選ぶべきですか?
    6. 退職代行で当日退職した後、離職票はいつ届きますか?
    7. 有給休暇が残っていない場合でも当日退職は可能ですか?

「今日辞めたい」退職代行は当日の朝でも本当に使えるのか

「もう限界。今日から会社に行きたくない」「朝起きたら、どうしても出勤できない」——そんな切羽詰まった状況に追い込まれている方は少なくありません。結論から申し上げると、退職代行サービスは当日の朝に依頼しても利用可能です。多くの退職代行業者は早朝から深夜まで対応しており、LINEや電話で連絡した当日中に会社へ退職の意思を伝えてくれます。

実際に、退職代行サービス大手の統計によると、利用者の約30〜40%が「当日の朝」に初めて連絡をしているというデータがあります。つまり、あなたと同じように当日の朝に決断し、そのまま退職に至った方が大勢いるのです。

しかし、「当日」という緊急性の高い状況だからこそ、知っておくべき注意点や正しい手順があります。この記事では、退職代行を当日利用する際の具体的な流れ、費用、法的な根拠、失敗しない業者選びまで、すべてを網羅して解説します。この記事を読み終える頃には、不安が解消され、次に取るべき行動が明確になるはずです。

退職代行を当日利用する場合の具体的な流れ【7ステップ】

退職代行を当日の朝に依頼する場合、以下の流れで進行します。スムーズに進めば、連絡から最短30分〜1時間程度で会社への連絡が完了するケースもあります。

ステップ1:退職代行業者にLINE・電話で連絡(所要時間:5分)

まず、退職代行業者に連絡を入れます。多くの業者はLINEでの相談を受け付けており、24時間対応の業者も増えています。当日の朝であれば、始業時間の1〜2時間前までに連絡するのが理想的です。例えば、9時始業の会社であれば、7時〜8時頃に連絡しましょう。

ステップ2:ヒアリング・状況確認(所要時間:15〜30分)

業者の担当者から、以下のような情報を確認されます。

  • 氏名・生年月日などの基本情報
  • 会社名・所属部署・上司の名前と連絡先
  • 雇用形態(正社員・契約社員・パートなど)
  • 退職理由(詳しく伝える必要はありません)
  • 有給休暇の残日数
  • 退職届や貸与品の返却方法の希望
  • 会社から連絡が来た場合の対応方針

当日利用の場合は電話でのヒアリングになることが多く、LINEよりもスピーディーに進みます。

ステップ3:料金の支払い(所要時間:5〜10分)

ヒアリング完了後、料金を支払います。当日対応の場合はクレジットカード決済や電子マネーなど、即時に入金確認ができる方法が推奨されます。銀行振込の場合、入金確認に時間がかかるため注意してください。多くの業者では支払い確認後に会社への連絡が開始されます。

ステップ4:業者が会社に退職の連絡(所要時間:10〜30分)

支払い確認後、担当者があなたの会社の人事部や上司に電話をします。この時点から、あなたは会社と一切やり取りする必要がなくなります。業者は「本人に代わって退職の意思をお伝えします」と会社側に連絡します。

ステップ5:会社からの回答を待つ(所要時間:数時間〜半日)

会社側が即答する場合もあれば、社内で確認が必要な場合もあります。業者が会社とのやり取りをすべて代行してくれるため、あなたは自宅で待機しているだけで大丈夫です。

ステップ6:退職届の郵送・貸与品の返却

退職が受理された後、退職届を郵送します。業者によってはテンプレートを用意してくれるので、記入して郵送するだけです。会社の貸与品(社員証、制服、PCなど)も郵送で返却可能です。

ステップ7:離職票等の書類受領

退職後、会社から離職票や源泉徴収票などの書類が郵送されます。届かない場合は業者を通じて督促も可能です。これで退職手続きはすべて完了です。

以上が当日利用の基本的な流れです。実質的にあなたが行う作業は、業者への連絡と支払い、退職届の郵送のみです。会社に出向く必要も、上司と話す必要もありません。

退職代行で「即日退職」が法律的に可能な理由

「当日に辞めるなんて法律的に大丈夫なの?」と不安に思う方も多いでしょう。ここでは法的根拠を分かりやすく解説します。

民法627条:退職の自由は法律で保障されている

民法627条1項では、「期間の定めのない雇用契約は、退職の意思を伝えてから2週間で終了する」と定められています。つまり、正社員の場合は退職の意思表示をしてから2週間後に雇用契約が終了します。

「それなら即日退職はできないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、実務上は以下の方法で実質的な即日退職が実現できます。

有給休暇を活用した「実質即日退職」

退職の意思を伝えた当日から2週間分の有給休暇を取得すれば、出勤することなく退職日を迎えられます。有給休暇が14日以上残っている場合は、退職届を出したその日から一度も出勤する必要がありません。

労働基準法第39条では、有給休暇の取得は労働者の権利として保障されています。退職時の有給消化を会社が拒否することは原則としてできません。

有給が足りない場合は「欠勤扱い」で対応

有給休暇が14日分に満たない場合でも、残りの期間を欠勤扱いにすることで出勤を避けられます。欠勤扱いの期間は給与が発生しませんが、出勤する義務から解放されます。多くの退職代行業者はこの交渉も代行してくれます。

民法628条:やむを得ない事由がある場合

パワハラやセクハラ、違法な長時間労働など「やむを得ない事由」がある場合は、民法628条に基づき即時に雇用契約を解除できます。この場合、2週間の待機期間すら不要です。

契約社員の場合の注意点

期間の定めがある雇用契約(契約社員など)の場合、原則として契約期間中の退職はできません。ただし、以下の場合は例外です。

  • 契約期間の初日から1年を経過した場合(労働基準法137条)
  • やむを得ない事由がある場合(民法628条)
  • 会社側が合意した場合

契約社員の方は、弁護士が運営する退職代行業者や労働組合型の業者を選ぶと安心です。

退職代行を当日利用する際の費用相場と業者タイプ別の比較

退職代行業者は大きく3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴と費用相場を比較しましょう。

業者タイプ 費用相場 交渉権限 当日対応 おすすめの人
民間業者 20,000〜30,000円 なし(意思伝達のみ) 多くの業者が対応 シンプルに退職したい人
労働組合型 25,000〜35,000円 あり(団体交渉権) 多くの業者が対応 有給消化や未払い賃金の交渉が必要な人
弁護士型 50,000〜100,000円 あり(法律行為全般) 業者による 損害賠償リスクがある人・訴訟の可能性がある人

民間業者の特徴

最も手軽で費用が安いタイプです。ただし、法律上、会社との交渉を行うことはできません。退職の意思を「伝達」するのみです。会社が素直に退職を受け入れてくれるケースでは、民間業者で十分対応可能です。当日対応も多くの業者が行っています。

労働組合型の特徴

労働組合には団体交渉権が法律で認められているため、有給休暇の消化、未払い残業代の請求、退職日の調整などの交渉が可能です。費用は民間業者よりやや高めですが、交渉力がある分、トラブル時の対応力に優れています。当日の朝でも対応可能な業者が多く、コストパフォーマンスの観点から最もおすすめのタイプです。

弁護士型の特徴

弁護士が直接対応するため、法的なトラブルすべてに対応できます。損害賠償を請求される可能性がある場合や、競業避止義務の問題がある場合などは弁護士型を選びましょう。ただし費用が高く、当日対応ができない場合もあるため、事前に確認が必要です。

当日利用で追加料金は発生する?

多くの業者では、当日対応による追加料金は発生しません。通常料金の範囲内で即日対応してくれます。ただし、一部の業者では「特急料金」が設定されている場合もあるため、最初の相談時に確認しておきましょう。

退職代行を当日使う前に準備しておくべきこと【チェックリスト】

「今日辞めたい」という状況でも、最低限の準備をしておくことで、退職後のトラブルを防げます。以下のチェックリストを参考にしてください。

必ず準備しておきたいもの

  • 雇用契約書・労働条件通知書のコピー:雇用形態や契約期間を確認するために必要です。手元にない場合は、業者にその旨を伝えましょう。
  • 有給休暇の残日数:給与明細や社内システムで確認できます。正確な日数がわからなくても、おおよその数字を業者に伝えれば大丈夫です。
  • 会社の連絡先(人事部・直属の上司):業者が連絡する際に必要です。上司の名前と電話番号を準備しましょう。
  • 支払い手段の準備:クレジットカードやPayPayなど、即時決済できる手段を用意しておきましょう。

できれば準備しておきたいもの

  • 私物の持ち帰り:会社に私物がある場合、退職後に取りに行くのは精神的にも負担です。可能であれば事前に少しずつ持ち帰っておきましょう。当日の場合は、業者を通じて郵送での返却を依頼できます。
  • 重要データのバックアップ:個人の連絡先など、仕事以外のデータが会社のPCに保存されている場合は事前に整理しておきましょう。ただし、会社の機密情報の持ち出しは厳禁です。
  • 転職先の確保:当日退職の場合、すでに転職先が決まっている方は少ないかもしれません。退職後すぐにハローワークに行けるよう、離職票の受け取り方法を業者に確認しておきましょう。
  • 健康保険証の準備:退職と同時に健康保険証は返却する必要があります。郵送で返却できますので、手元に用意しておきましょう。

社宅・寮に住んでいる場合の注意点

会社の社宅や寮に住んでいる方は、退職後の住居の確保が急務です。一般的に、退職後2週間〜1ヶ月程度の猶予期間が設けられることが多いですが、会社によって異なります。退職代行業者を通じて退去日の交渉も可能ですので、社宅住まいの方は必ず業者に事前相談してください。

退職代行の当日利用でよくあるトラブルと対処法

当日利用は緊急性が高い分、トラブルが発生する可能性もあります。事前に想定しておくことで、冷静に対処できます。

トラブル1:会社が退職を拒否する

退職の意思表示は労働者の権利であり、会社が退職を拒否することは法律上できません。しかし、実際には「後任が見つかるまで待ってほしい」「就業規則で3ヶ月前の申告が必要」などと主張してくる会社もあります。

対処法としては、労働組合型や弁護士型の退職代行業者を利用することです。法的根拠を示しながら会社と交渉してくれるため、拒否されるリスクを大幅に減らせます。なお、就業規則よりも民法の規定が優先されるため、「3ヶ月前の申告」などのルールは法的拘束力が弱いとされています。

トラブル2:会社から直接連絡が来る

退職代行を利用しても、会社から本人に直接電話やメールが来るケースがあります。法律上、会社からの連絡を完全に禁止することはできません。

対処法は、電話に出ないことです。退職代行業者を通じて「本人への直接連絡は控えてほしい」と伝えてもらいましょう。万が一出てしまった場合は「退職代行に一任しているので、そちらに連絡してください」とだけ伝えれば大丈夫です。

トラブル3:損害賠償を請求すると脅される

退職を伝えた際に「損害賠償を請求する」と脅してくる会社もあります。しかし、通常の退職で損害賠償が認められることは極めて稀です。過去の判例を見ても、退職代行を使って辞めたこと自体で損害賠償が認められたケースはほぼありません。

ただし、以下の場合はリスクがゼロではありません。

  • 入社直後に高額な研修費用を会社が負担している場合
  • プロジェクトの重要な局面で、引き継ぎなしに突然退職した場合
  • 退職時に故意に会社に損害を与えた場合

不安がある場合は、弁護士型の退職代行業者に相談することを強くおすすめします。

トラブル4:退職後の書類が届かない

離職票や源泉徴収票が届かないというトラブルも少なくありません。これらの書類は失業給付の申請や転職先への提出に必要です。退職代行業者によっては、書類が届かない場合のフォローアップ対応をしてくれるところもあります。

もし業者のサポート期間が終了しても届かない場合は、管轄のハローワークに相談すると、ハローワークから会社に対して書類の発行を督促してもらえます。

トラブル5:業者選びを間違える

当日の朝、焦って業者を選んだ結果、悪質な業者に依頼してしまうケースも報告されています。後述する業者選びのポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

退職代行を当日利用する際の業者選び5つのポイント

当日の朝という限られた時間の中でも、最低限以下の5つのポイントを確認してから依頼しましょう。

ポイント1:対応時間を確認する

24時間対応、または早朝対応の業者を選びましょう。営業時間が10時からの業者に朝7時に連絡しても、対応してもらえません。LINEの自動返信ではなく、実際に担当者がリアルタイムで対応してくれるかどうかも重要です。

ポイント2:運営元を確認する

民間企業なのか、労働組合なのか、弁護士事務所なのかを必ず確認してください。前述の通り、交渉が必要な場合は労働組合型か弁護士型を選ぶ必要があります。民間企業が「交渉可能」と謳っている場合は、非弁行為(弁護士法違反)のリスクがあるため注意が必要です。

ポイント3:料金体系が明確か

ホームページに料金が明記されていること、追加料金の有無が明確であることを確認しましょう。「当日対応は別途料金」「オプション料金」などが不明瞭な業者は避けるのが賢明です。

ポイント4:口コミ・実績を確認する

Google口コミやSNSでの評判をチェックしましょう。実績件数が多く、最近の口コミ評価が高い業者は信頼度が高い傾向にあります。ただし、口コミの中にはサクラも含まれている可能性があるため、極端に良い評価ばかりの業者も注意が必要です。

ポイント5:返金保証があるか

万が一退職が成功しなかった場合の全額返金保証を設けている業者を選びましょう。返金保証がある業者は、それだけサービスに自信があるということです。退職成功率100%を謳う業者の多くが返金保証を設けています。

退職代行を当日利用した人の体験談と成功のコツ

実際に退職代行を当日利用して退職に成功した方の事例を紹介します。個人が特定されないよう、詳細は一部変更しています。

事例1:朝6時に連絡→9時に退職確定(20代・男性・営業職)

「上司のパワハラに限界を感じ、月曜日の朝に出勤できなくなりました。朝6時に労働組合型の退職代行に電話し、7時にクレジットカードで支払い完了。9時の始業と同時に業者が会社に連絡してくれ、11時には退職が受理されました。有給が20日残っていたので、2週間分をすべて消化。その日以降、一度も会社に行きませんでした。」

この方の成功のポイントは、始業前に支払いまで完了させていたことです。始業時間に合わせてスムーズに連絡ができました。

事例2:前日深夜に決意→翌朝退職(30代・女性・事務職)

「長時間労働とサービス残業が常態化していた会社で、前日の深夜に退職を決意。深夜2時にLINEで相談を開始し、朝8時に正式に依頼。その日のうちに退職が確定しました。未払い残業代の交渉もしてもらい、後日約15万円が振り込まれました。」

この方は労働組合型の業者を選んだことで、未払い残業代の交渉まで対応してもらえました。

事例3:退職と引っ越しを同時並行(20代・女性・販売職)

「社宅に住んでいたため、退職と住居確保を同時に進める必要がありました。退職代行業者が会社と退去日の交渉も代行してくれ、1ヶ月の猶予をもらえました。その間に新しいアパートを見つけて引っ越しできました。」

社宅住まいの方でも、業者を通じた交渉で猶予期間を確保できた好例です。

退職代行の当日利用後にやるべきこと【退職後の手続きガイド】

退職した当日以降、以下の手続きを順番に進めていきましょう。期限があるものもあるので、早めの対応が重要です。

健康保険の切り替え(退職後14日以内)

退職後は会社の健康保険から外れるため、以下のいずれかの手続きが必要です。

  • 国民健康保険に加入する:お住まいの市区町村の窓口で手続き。退職日翌日から14日以内が期限です。
  • 任意継続被保険者になる:退職前の健康保険を最大2年間継続できます。退職日翌日から20日以内に手続きが必要です。
  • 家族の扶養に入る:条件を満たせば、配偶者や親の扶養に入れます。

国民年金の切り替え(退職後14日以内)

厚生年金から国民年金への切り替えが必要です。市区町村の窓口で手続きしましょう。経済的に保険料の支払いが困難な場合は、免除・猶予制度を利用できます。

失業給付(雇用保険)の申請

離職票が届いたら、管轄のハローワークで失業給付の手続きを行いましょう。自己都合退職の場合、給付制限期間は原則2ヶ月(2020年10月以降の退職で、過去5年以内に2回以内の自己都合退職の場合)です。ただし、パワハラなどが原因の退職であれば「特定理由離職者」として認定される可能性があり、給付制限なしで受給できる場合もあります。

住民税の支払い方法の変更

会社員の場合、住民税は給与から天引き(特別徴収)されています。退職後は普通徴収に切り替わり、自分で納付書を使って支払う必要があります。退職時期によっては一括徴収されることもあるので確認しておきましょう。

確定申告の準備

年の途中で退職した場合、年末調整が行われないため、翌年に確定申告が必要になる可能性があります。源泉徴収票は必ず保管しておきましょう。なお、年内に転職して新しい会社で年末調整を受ける場合は、確定申告は不要です。

退職代行を使わずに当日退職する方法はあるのか

退職代行を使わずに当日退職する方法も存在します。費用をかけたくない方は参考にしてください。

方法1:自分で直接伝える

最もシンプルな方法は、自分で上司に退職の意思を直接伝えることです。ただし、当日突然伝えるのはかなりの精神的負担がかかります。パワハラ上司が相手の場合は特に難しいでしょう。

方法2:退職届を内容証明郵便で送る

出勤せずに退職する方法として、退職届を内容証明郵便で送るという手段があります。内容証明郵便は法的に「退職の意思表示をした証拠」となるため、会社が受理しなくても2週間後には退職が成立します。費用は1,500円程度です。

ただし、内容証明郵便だけでは有給消化の交渉や会社とのやり取りを自分で行う必要があるため、精神的な負担はかなり大きいのが現実です。

方法3:労働基準監督署に相談する

会社が退職を認めてくれない場合、労働基準監督署に相談することもできます。ただし、労基署はあくまでアドバイスや指導が中心であり、あなたの代わりに退職手続きを進めてくれるわけではありません

上記を踏まえると、精神的な限界を感じている方、会社とやり取りしたくない方にとっては、退職代行サービスを利用するのが最も合理的な選択肢と言えるでしょう。

まとめ:退職代行の当日利用で押さえるべきポイント

この記事でお伝えした内容を、重要なポイントに絞って整理します。

  • 退職代行は当日の朝でも利用可能。多くの業者が24時間対応または早朝対応を行っている。
  • 法律上、即日退職は可能。有給休暇の消化や欠勤扱いにより、当日から出勤しなくてよい。
  • 費用相場は2〜3万円。労働組合型がコストパフォーマンスに優れている。
  • 業者選びは慎重に。運営元、対応時間、料金体系、口コミ、返金保証の5つを確認する。
  • 退職後の手続きも忘れずに。健康保険・年金の切り替え、失業給付の申請は期限がある。
  • 会社が退職を拒否することは法律上できない。脅しに屈する必要はない。
  • トラブルが不安な場合は弁護士型を選ぶ。法的リスクが高いケースでは安心感が段違い。

「今日辞めたい」という気持ちは、決してわがままではありません。心身の健康を守ることは、何よりも優先すべきことです。退職代行は、あなたが新しい一歩を踏み出すための正当な手段です。この記事が、あなたの決断の助けになれば幸いです。

よくある質問(FAQ)

退職代行は当日の朝に連絡しても対応してもらえますか?

はい、多くの退職代行業者は当日の朝に連絡しても対応可能です。24時間対応の業者も増えており、始業時間の1〜2時間前に連絡すれば、その日のうちに会社への退職連絡を完了してくれます。支払い方法はクレジットカードなど即時決済できる手段を準備しておくとスムーズです。

退職代行を使って当日に辞めるのは法律的に問題ないですか?

法律的に問題ありません。民法627条では退職の意思を伝えてから2週間で雇用契約が終了すると定められています。有給休暇を消化すれば、実質的に当日から出勤する必要がなくなります。有給が足りない場合も、残りの期間を欠勤扱いにすることで対応可能です。

退職代行の当日利用で追加料金はかかりますか?

多くの退職代行業者では、当日対応による追加料金は発生しません。通常料金(民間業者で2〜3万円、労働組合型で2.5〜3.5万円程度)の範囲内で対応してくれます。ただし、一部の業者では特急料金が設定されている場合もあるため、相談時に必ず確認してください。

退職代行を使った後、会社から直接連絡が来ることはありますか?

会社から本人に直接連絡が来る可能性はあります。法律上、会社からの連絡を完全に禁止することはできません。ただし、退職代行業者を通じて「本人への直接連絡は控えてほしい」と伝えてもらうことは可能です。連絡が来ても電話に出る義務はなく、「退職代行に一任している」と伝えれば問題ありません。

退職代行を当日利用する場合、どのタイプの業者を選ぶべきですか?

有給消化の交渉が必要な場合は「労働組合型」がおすすめです。団体交渉権があるため、会社との交渉が法的に認められています。費用も2.5〜3.5万円程度で、コストパフォーマンスに優れています。損害賠償リスクや法的トラブルが心配な場合は「弁護士型」を選びましょう。シンプルに退職の意思を伝えるだけで済むケースであれば「民間業者」でも対応可能です。

退職代行で当日退職した後、離職票はいつ届きますか?

離職票は退職後10日〜2週間程度で届くのが一般的です。会社には退職日翌日から10日以内にハローワークへ届け出る義務があります。届かない場合は、退職代行業者に督促を依頼するか、管轄のハローワークに相談すると、会社に対して発行の指導をしてもらえます。

有給休暇が残っていない場合でも当日退職は可能ですか?

可能です。有給休暇が残っていない場合でも、退職の意思を伝えた翌日から2週間を欠勤扱いにすることで、出勤せずに退職日を迎えられます。欠勤期間の給与は発生しませんが、出勤する義務からは解放されます。退職代行業者がこの交渉も代行してくれます。

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