タブレット1台で幼児から高校生まで学べる通信教育として人気の「スマイルゼミ」。紙の教材とは異なる学習スタイルだからこそ、「うちの子に合うだろうか？」「いきなり入会するのは不安…」と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな不安を解消するスマイルゼミの「無料体験」について、その仕組みから具体的な手順、知っておくべき注意点までを徹底的に解説します。賢く制度を利用して、お子さまに最適な学習方法を見つけるための一歩を踏み出しましょう。
スマイルゼミの「無料体験」は「全額返金保証」のこと
まず知っておくべき重要な点は、スマイルゼミには厳密な意味での「無料お試し期間」という制度は存在しないということです。その代わり、「全額返金保証キャンペーン」を利用することで、実質的に無料で約2週間、教材を試すことが可能になります。
これは、正規に入会した後、教材到着から約2週間以内に解約手続きをすれば、支払った会費やタブレット代が全額返金されるという仕組みです。この制度のおかげで、入会後のミスマッチを防ぎ、安心してタブレット学習を始められます。
ただし、このキャンペーンは常時開催されているとは限らないため、入会を検討する際は必ずスマイルゼミ公式サイトでキャンペーンが実施中であることを確認してください。
【簡単5ステップ】全額返金保証を利用した無料体験の手順
全額返金保証を利用してスマイルゼミを体験する流れは、非常にシンプルです。以下のステップに沿って進めましょう。
- 公式サイトでキャンペーンを確認し、入会する
まずはスマイルゼミ公式サイトにアクセスし、「全額返金保証」キャンペーンが実施されていることを確認します。確認できたら、通常通り入会手続きを進めます。資料請求を先に行うと、限定のキャンペーンコードが手に入ることがあるため、よりお得に始めたい方は資料請求からスタートするのがおすすめです。 - 教材（タブレット）の到着と保証期限の確認
申し込み後、1週間ほどで専用タブレットが発送されます。タブレットが届いたら、入会時に登録したメールアドレスに届く「【スマイルゼミ】ご入会手続き完了のお知らせ」という件名のメールを確認しましょう。このメールに全額返金保証の期限日が明記されています。 - 約2週間の体験学習
保証期間内に、お子さまと一緒にスマイルゼミの学習を存分に体験します。実際の教材やタブレットの使い心地、学習内容がお子さまに合っているかをじっくり見極めましょう。この期間にチェックすべきポイントは後述します。 - 継続か解約かを判断し、電話で連絡（解約の場合）
体験期間を経て、継続しないと判断した場合は、保証期限内に必ず電話で解約の連絡を入れます。連絡先は下記のフリーコールです。ウェブでの解約はできないため注意が必要です。
スマイルゼミ サポートセンター：0120-965-727（通話料無料） - タブレット一式を返送する（解約の場合）
電話で解約の意思を伝えた後、指示に従ってタブレット本体、ACアダプター、タッチペンなど、送られてきたもの一式を元の箱に戻して返送します。返送時の送料は自己負担となります。スマイルゼミ側で返送が確認され次第、手続きは完了し、支払った料金が全額返金されます。
必ず確認！無料体験（全額返金保証）の6つの注意点
「全額返金保証」は非常に魅力的な制度ですが、利用する上でいくつか重要な注意点があります。思わぬ費用が発生しないよう、事前にしっかり把握しておきましょう。
注意点1：2週間を過ぎると通常解約扱いになる
最も重要なのが、保証期間の厳守です。メールに記載された期限日を1日でも過ぎてしまうと、全額返金保証の対象外となります。その場合、通常の途中解約扱いとなり、受講月数に応じた解約金（専用タブレット代）が発生します。
スマイルゼミは最低12ヶ月の継続利用が前提となっています。もし保証期間を過ぎてから解約すると、以下のタブレット代金が請求されます。
- 6ヶ月未満での退会：29,820円（税込）
- 6ヶ月以上12ヶ月未満での退会：6,980円（税込）
この費用は高額なため、解約を決めた場合は必ず期限内に手続きを完了させましょう。
注意点2：タブレットの破損は自己負担
体験期間中に、万が一タブレットを落下させたり、水に濡らしたりして故障させてしまった場合、その修理・交換費用は自己負担となります。タブレットの定価は43,780円（税込）と高額です。 小さなお子さまが使用する際は、取り扱いに十分注意してください。
注意点3：返送費用は自己負担
解約時にタブレットを返送する際の送料は、自己負担となります。地域にもよりますが、おおよそ1,000円〜2,000円程度の費用がかかります。そのため、厳密には「完全無料」ではなく、実質1,000円程度でのお試しと考えるのが良いでしょう。
注意点4：梱包材は捨てずに保管する
返送の際は、タブレットが送られてきた際の専用の箱や緩衝材を使って梱包する必要があります。 届いた段ボールや付属品は、継続を決めるまで捨てずに大切に保管しておきましょう。
注意点5：キャンペーンは初回入会時のみ
全額返金保証キャンペーンを利用できるのは、スマイルゼミに初めて入会する方に限られます。過去に入会して退会したことがある場合、再入会時にはこの制度は適用されません。
注意点6：オプション講座の体験タイミング
スマイルゼミには「英語プレミアム」などのオプション講座があります。これらの講座は毎月1日に内容が更新されるため、月末に入会すると、すぐに新しい月の内容に切り替わってしまい、十分に試せない可能性があります。オプション講座もしっかり体験したい場合は、タブレットの到着期間を考慮し、毎月20日頃までに入会手続きを済ませるのがおすすめです。
2週間の体験期間でチェックすべき3つのポイント
約2週間という限られた期間を有効に使うために、以下の3つのポイントを意識してスマイルゼミを試してみましょう。
ポイント1：お子さまの反応と学習意欲
何よりも大切なのが、お子さま自身の反応です。紙のドリルは嫌がるけれど、タブレットならゲーム感覚で楽しんで取り組む子もいれば、その逆もいます。
口コミでは、「いつも書き方の練習は嫌々やっていたのに、タブレット学習だと早起きして没頭しています」といった声がある一方で、「タブレットの性能が低く、子どもがイライラしてしまった」という意見も見られます。 お子さまが楽しんで学習を続けられそうか、その「食いつき具合」をしっかり観察しましょう。
ポイント2：教材の難易度と学習内容
スマイルゼミは、一人ひとりの理解度に合わせて問題が最適化される「オーダーメイド学習」が特徴です。 体験期間中にいくつかの講座に取り組んでみて、教材の難易度がお子さまの学力レベルに合っているかを確認しましょう。
また、幼児・小学生コースには、学年を超えて先取りやさかのぼり学習ができる「コアトレ」という無学年学習機能も追加料金なしで利用できます。 この機能も試してみて、学習の幅が広がるかをチェックするのもおすすめです。
ポイント3：タブレットの性能と操作性
学習をスムーズに進める上で、タブレットの性能は重要な要素です。一部の口コミでは、「起動が遅い」「充電の減りが早い」「タッチペンの反応が悪い」といった指摘もあります。
実際に使ってみて、起動時間、画面の切り替わりの速さ、タッチペンの書き心地、充電の持ちなどを確認し、ストレスなく使えるかどうかを保護者の視点からも判断しましょう。
自宅以外で試す方法：スマイルゼミ体験会
「入会や返送の手間をかけずに、まずは少しだけ試してみたい」という方には、全国のショッピングモールなどで開催されている「スマイルゼミ体験会」もおすすめです。
体験会では、専門のスタッフに直接質問しながら、実際にタブレットを操作できます。書き心地や子どもの反応をその場で確認できるのが最大のメリットです。
ただし、その場で入会を勧められることもあるため、じっくり検討したい場合は「今日は体験だけ」というスタンスで参加すると良いでしょう。体験会参加者限定の特典（タブレットあんしんサポート初年度無料など）が用意されている場合もあります。
まとめ：まずは「全額返金保証」でタブレット学習との相性を確かめよう
スマイルゼミの「無料体験」は、「全額返金保証キャンペーン」を利用した約2週間のお試し入会です。いくつかの注意点はあるものの、お子さまとタブレット学習の相性を、実際の教材を使ってじっくり見極められる非常に価値のある制度です。
紙の教材とは全く異なる学習体験だからこそ、まずはこの制度を賢く利用して、お子さまが本当に楽しく、そして効果的に学習を続けられるかを確認してみてはいかがでしょうか。もし合わなければ期間内に解約すればリスクは最小限です。スマイルゼミを検討しているなら、まずは公式サイトでキャンペーン情報を確認し、資料請求から始めてみることをお勧めします。
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