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ゴルフユーティリティの選び方と使い方を徹底解説

  1. ゴルフのユーティリティとは?基本をわかりやすく解説
    1. ユーティリティの定義と歴史
    2. ユーティリティの役割とメリット
  2. ユーティリティとフェアウェイウッド・アイアンの違い
    1. ヘッド形状の違い
    2. 打ち方・スイングの違い
    3. どんな場面でどちらを選ぶべきか
  3. ゴルフユーティリティの番手別飛距離目安
    1. 男性ゴルファーの飛距離目安
    2. 女性ゴルファーの飛距離目安
    3. 飛距離の「穴」を埋める考え方
  4. ゴルフユーティリティの正しい選び方【7つのポイント】
    1. 1. ヘッドタイプを選ぶ(ウッド型 vs アイアン型)
    2. 2. ロフト角をチェックする
    3. 3. シャフトの素材を選ぶ(カーボン vs スチール)
    4. 4. シャフトの重量とフレックス
    5. 5. ヘッドの大きさと構えやすさ
    6. 6. ライ角の確認
    7. 7. 総重量のフロー(重量の流れ)
  5. ゴルフユーティリティの正しい打ち方とコツ
    1. 基本のアドレス
    2. スイングのポイント
    3. ラフからの打ち方
    4. よくあるミスと解決法
  6. おすすめゴルフユーティリティモデル【レベル別】
    1. 初心者・アベレージゴルファー向け
    2. 中級者向け
    3. 上級者向け
    4. 女性ゴルファー向け
  7. ユーティリティのセッティング術【スコアアップの鍵】
    1. パターン1:標準的なセッティング(平均的なアマチュアゴルファー向け)
    2. パターン2:やさしさ重視のセッティング(初心者・シニア向け)
    3. パターン3:攻めのセッティング(中上級者向け)
    4. セッティング変更のタイミング
  8. ユーティリティの練習方法とドリル
    1. ドリル1:ティーアップ打ち
    2. ドリル2:ハーフスイング練習
    3. ドリル3:3球連続同じ弾道練習
    4. ドリル4:実戦シミュレーション練習
    5. 練習頻度の目安
  9. まとめ:ゴルフユーティリティを味方につけてスコアアップしよう
  10. よくある質問(FAQ)
    1. ユーティリティとハイブリッドの違いは何ですか?
    2. ユーティリティは何番を入れるのがおすすめですか?
    3. ユーティリティのシャフトはカーボンとスチールのどちらがいいですか?
    4. ユーティリティが苦手でうまく打てません。どうすればいいですか?
    5. ユーティリティとフェアウェイウッドはどちらを入れるべきですか?
    6. ユーティリティの買い替え時期の目安はありますか?
    7. 中古のユーティリティを購入しても大丈夫ですか?

ゴルフのユーティリティとは?基本をわかりやすく解説

「ロングアイアンが苦手でスコアが伸びない」「170〜200ヤードの距離がうまく打てない」――そんな悩みを抱えるゴルファーは非常に多いです。実はその悩みを一気に解決してくれるクラブこそがユーティリティ(UT)です。

この記事では、ユーティリティの基本から選び方、打ち方、おすすめモデルまで、あなたのスコアアップに直結する情報を余すところなくお届けします。初心者から中上級者まで、ぜひ最後までご覧ください。

ユーティリティの定義と歴史

ユーティリティとは、ロングアイアンとフェアウェイウッドの中間的な性能を持つクラブです。英語では「Hybrid(ハイブリッド)」と呼ばれ、海外メーカーの製品には「HYBRID」と表記されていることが多いです。日本国内では「UT」や「ユーティリティ」という呼称が一般的に使われています。

ユーティリティが登場したのは2000年代初頭です。テーラーメイドが「レスキュー」というモデルを発売し、プロ・アマ問わず爆発的に普及しました。それまでロングアイアン(3番・4番アイアン)を使いこなすには高い技術が必要でしたが、ユーティリティの登場でアマチュアゴルファーでも長い距離を楽に打てるようになったのです。

ユーティリティの役割とメリット

ユーティリティには、以下のような大きなメリットがあります。

  • ミスへの寛容性が高い:ソール幅が広く、多少のダフリでもボールが前に飛んでくれます
  • ボールが上がりやすい:重心が低く深いため、楽に高弾道が打てます
  • 飛距離が安定する:ロングアイアンに比べてスイートスポットが広く、安定した飛距離を出せます
  • ラフからでも打ちやすい:ヘッドの抜けが良く、芝に負けにくい設計です
  • 多彩な場面で活躍:ティーショット、セカンドショット、ラフからの脱出、さらにはバンカー越えのアプローチまで対応できます

実際に、PGAツアーの統計データによると、プロゴルファーの約90%以上がバッグに1本以上のユーティリティを入れています。それほど実戦で頼りになるクラブなのです。

ユーティリティとフェアウェイウッド・アイアンの違い

ユーティリティの特徴をより深く理解するためには、フェアウェイウッド(FW)やロングアイアンとの違いを知ることが大切です。それぞれを比較しながら解説していきます。

ヘッド形状の違い

フェアウェイウッドはヘッドが大きく丸みを帯びた形状です。一方、ロングアイアンはフェースが薄く、コンパクトなヘッドが特徴です。ユーティリティはその中間で、フェアウェイウッドよりもコンパクトで、アイアンよりもヘッドに厚みがあるという独特の形状をしています。

項目 フェアウェイウッド ユーティリティ ロングアイアン
ヘッドサイズ 大きい 中程度 小さい
ソール幅 広い やや広い 狭い
重心位置 低く深い 低くやや深い 高め
操作性 やや低い 中程度 高い
ミスへの寛容性 高い 高い 低い
球の上がりやすさ 非常に上がりやすい 上がりやすい 技術が必要

打ち方・スイングの違い

フェアウェイウッドは払い打ちのイメージでスイングするのが基本です。対してアイアンはダウンブローで打ち込むイメージが適しています。

ユーティリティはどちらの打ち方でも対応できるのが魅力です。ただし、多くのプロやレッスンプロは「やや払い打ち気味のレベルブロー」を推奨しています。つまり、地面をなぞるようにヘッドを走らせるイメージです。

どんな場面でどちらを選ぶべきか

一般的な使い分けの目安をご紹介します。

  • フェアウェイウッド向き:フェアウェイの平らなライ、ティーアップしてのティーショット、距離をしっかり稼ぎたい場面
  • ユーティリティ向き:ラフからのショット、狭いホールでの正確なティーショット、林からの脱出、ピンを狙いたい中距離ショット
  • ロングアイアン向き:強い風の中で低い球を打ちたい場面、弾道をコントロールしたい上級者

特にアマチュアゴルファーにとっては、ロングアイアンをユーティリティに替えるだけでスコアが3〜5打改善するというデータもあるほどです。

ゴルフユーティリティの番手別飛距離目安

ユーティリティを選ぶ際に最も気になるのが飛距離でしょう。番手ごとの飛距離目安をヘッドスピード別にまとめました。

男性ゴルファーの飛距離目安

番手(ロフト角) HS38m/s
(初心者〜中級者)
HS42m/s
(中級者)
HS46m/s
(上級者)
2UT(17°前後) 170yd 190yd 210yd
3UT(19°前後) 160yd 180yd 200yd
4UT(22°前後) 150yd 170yd 190yd
5UT(25°前後) 140yd 160yd 180yd
6UT(28°前後) 130yd 150yd 170yd

女性ゴルファーの飛距離目安

番手(ロフト角) HS28m/s HS33m/s
4UT(22°前後) 100yd 130yd
5UT(25°前後) 90yd 120yd
6UT(28°前後) 80yd 110yd
7UT(31°前後) 75yd 100yd

もちろんこれらの数値はあくまで目安です。実際にはモデルやシャフト、スイングタイプによって大きく変わります。購入前には必ず試打を行い、自分の飛距離を把握しておくことが重要です。

飛距離の「穴」を埋める考え方

ユーティリティを選ぶ際のポイントは、セッティング全体で飛距離の「穴」を作らないことです。具体的には、クラブ間の飛距離差が10〜15ヤード刻みになるのが理想的です。

例えば、5番アイアンで160ヤード、7番ウッドで190ヤード飛ぶ方なら、その間の170〜180ヤードをカバーするユーティリティを1本入れると効果的です。実際に練習場で各クラブの飛距離を計測し、足りない距離帯を明確にしてからユーティリティを選びましょう。

ゴルフユーティリティの正しい選び方【7つのポイント】

ここからは、ユーティリティを選ぶ際に確認すべき7つの重要なポイントを詳しく解説します。

1. ヘッドタイプを選ぶ(ウッド型 vs アイアン型)

ユーティリティには大きく分けてウッド型アイアン型の2種類があります。

ウッド型ユーティリティは、フェアウェイウッドを小さくしたような形状です。ソールが広く、重心が低く深いのが特徴で、ボールが上がりやすくミスに強いです。初心者〜中級者、またはスライスに悩む方におすすめです。現在の市場では、こちらが主流となっています。

アイアン型ユーティリティは、アイアンに近い形状で、操作性に優れています。弾道を自在にコントロールしたい中上級者に向いています。風の強い日にも低い弾道で攻められるのが魅力です。

2. ロフト角をチェックする

前述の通り、既存のクラブとの飛距離の繋がりが最も重要です。フェアウェイウッドの最も大きい番手のロフト角と、アイアンの最も小さい番手のロフト角の間を埋めるロフト角を選びましょう。

一般的には、ロフト角が3〜4度刻みになるようにセッティングするのが理想です。例えば、5番ウッド(18°)と6番アイアン(26°)の間に、21°と24°のユーティリティを入れるといった具合です。

3. シャフトの素材を選ぶ(カーボン vs スチール)

ユーティリティのシャフトにはカーボンスチールの2種類があります。

  • カーボンシャフト:軽量で振りやすく、ボールが上がりやすいです。ヘッドスピードが遅めの方や、楽に飛ばしたい方に向いています。
  • スチールシャフト:重量があり、方向性が安定します。アイアンと同じ振り心地を求める方や、ヘッドスピードが速い方におすすめです。

迷った場合のアドバイスとして、アイアンにスチールシャフトを使っている方はユーティリティもスチールにすると振り心地が揃います。逆にアイアンもカーボンという方はカーボンを選ぶのが自然です。

4. シャフトの重量とフレックス

シャフト重量はアイアンシャフトより10〜20g軽いものが一般的な目安です。フレックス(硬さ)はアイアンと同じか、1段階柔らかめを選ぶのが良いでしょう。

具体的には、以下のような選び方が参考になります。

ドライバーのヘッドスピード 推奨フレックス 推奨シャフト重量
36m/s以下 L〜A 40〜55g
36〜40m/s R 55〜70g
40〜44m/s SR〜S 70〜85g
44m/s以上 S〜X 85〜100g

5. ヘッドの大きさと構えやすさ

ユーティリティのヘッドサイズはモデルによってかなり異なります。大きめのヘッドは安心感があり、ミスに強い傾向があります。コンパクトなヘッドは操作性が高く、構えたときにシャープな印象を与えます。

見落としがちですが、構えたときのフェースの見え方は非常に重要です。同じスペックでも構えた印象が違うだけでスイングに影響します。必ず実際にアドレスしてみて、自分が安心して振れるモデルを選んでください。

6. ライ角の確認

ライ角とは、シャフトとソールの角度のことです。ライ角が合っていないと、インパクト時にトゥ側やヒール側が地面に当たり、左右への曲がりの原因になります。

身長が高い方はアップライト(ライ角が大きい)なモデル、低い方はフラット(ライ角が小さい)なモデルが合いやすい傾向があります。カスタムフィッティングを受けられる場合は、ぜひライ角の調整も依頼しましょう。

7. 総重量のフロー(重量の流れ)

意外と見落とされがちなのがクラブセット全体の重量フローです。ドライバーからウェッジまで、番手が小さくなるにつれて総重量が徐々に重くなるのが理想です。

ユーティリティだけ極端に軽かったり重かったりすると、スイングリズムが崩れ、ミスショットの原因になります。購入時にはキッチンスケールなどで各クラブの総重量を測り、5〜10g刻みで重くなっていくことを確認しましょう。

ゴルフユーティリティの正しい打ち方とコツ

せっかく良いユーティリティを手に入れても、打ち方が間違っていては性能を発揮できません。ここでは確実にボールを捉えるための打ち方を解説します。

基本のアドレス

ユーティリティのアドレスで意識すべきポイントは以下の4つです。

  • ボール位置:スタンスの中央からボール1個分左(ターゲット側)に置きます。7番アイアンよりやや左、5番ウッドよりはやや右というイメージです。
  • スタンス幅:肩幅程度が目安です。広すぎると体の回転が制限されるので注意しましょう。
  • ハンドファースト:グリップがボールより少しだけターゲット寄りに来る、軽いハンドファーストの形を作ります。
  • 体重配分:左右均等、もしくはやや左足寄り(5:5〜6:4)にします。

スイングのポイント

ユーティリティで最も大切なスイングのポイントは「振り過ぎないこと」です。

多くのアマチュアゴルファーが、ユーティリティで飛ばそうとして力みすぎています。7〜8割の力加減でスムーズに振ることを意識しましょう。ユーティリティはクラブの構造上、しっかりボールを捉えさえすれば十分な飛距離が出るように設計されています。

具体的なスイングのコツを3つご紹介します。

  • テンポを一定にする:バックスイングとダウンスイングの比率は3:1を意識します。急いで打ち急がないようにしましょう。
  • 体の回転で打つ:手先だけで操作すると方向性が不安定になります。体幹の回転を使ってクラブを振り抜きましょう。
  • フィニッシュまで振り切る:インパクトで終わりではなく、フィニッシュで左足一本で立てるくらいしっかり振り抜くことが大切です。

ラフからの打ち方

ユーティリティの真価が発揮されるのがラフからのショットです。ラフに沈んだボールでも、広いソールのおかげで芝の抵抗に負けにくいのが強みです。

ラフからのポイントは以下の通りです。

  • 通常よりもボール位置をボール半個分右に寄せる
  • 普段よりも少しだけクラブを短く持つ(指1〜2本分)
  • やや上からヘッドを入れるイメージで、ダウンブロー気味に打つ
  • フォロースルーで芝を引きずるイメージで抜いていく

深いラフの場合は、無理にユーティリティを使わず、ロフトの大きいクラブで確実に脱出することも重要な判断です。

よくあるミスと解決法

ミスの症状 主な原因 解決法
トップ(薄い当たり) ボールを上げようとしてすくい打ちになっている ボールの先の芝を見て、レベルに振り抜く意識を持つ
ダフリ(手前を叩く) 右足に体重が残っている フィニッシュで左足に体重を乗せることを意識する
スライス フェースが開いたままインパクトしている グリップを少しストロングにするか、インパクトで左手甲をターゲットに向ける
引っかけ(チーピン) 手先でフェースを返し過ぎている 体の回転で打つ意識を持ち、手元は体の正面をキープする

おすすめゴルフユーティリティモデル【レベル別】

ここからは、実際に評価の高いユーティリティモデルをレベル別にご紹介します。試打やフィッティングの参考にしてください。

初心者・アベレージゴルファー向け

テーラーメイド Qi35 レスキュー

テーラーメイドの最新ユーティリティで、ミスヒットへの寛容性が非常に高いモデルです。AIが設計したフェースにより、打点がズレても飛距離と方向性のロスが最小限に抑えられます。スライサーにも嬉しいつかまりの良さが魅力です。初めてユーティリティを購入する方に特におすすめです。

キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE HL ハイブリッド

ボールが非常に上がりやすく設計されたモデルです。ヘッドスピードが遅めの方でもしっかりキャリーが出ます。構えたときの安心感も抜群で、やさしさを重視する方にピッタリの1本です。

PING G430 ハイブリッド

カーボンクラウンを採用し、低重心化を実現しています。打感が柔らかく、打球音も心地よいと評判です。カスタムフィッティングに定評のあるPINGならではの豊富なライ角・シャフトバリエーションも魅力です。

中級者向け

タイトリスト TSR2 ユーティリティ

直進性と飛距離性能のバランスが秀逸なモデルです。フェースの反発性能が高く、芯を食ったときの飛距離は圧巻です。コンパクトすぎないヘッドサイズで、やさしさと操作性を両立しています。

ヤマハ RMX VD ユーティリティ

国内メーカーならではの日本人ゴルファーに合った設計が特徴です。弾道調整機能付きで、自分に合った弾道を細かくチューニングできます。打感の良さでも高い評価を得ています。

ブリヂストン B3 HY

適度なつかまりと安定した弾道が魅力のモデルです。サスペンションコアがインパクト時のエネルギーロスを抑え、効率的に飛ばせます。アイアンからの流れでスムーズに振れる設計が好評です。

上級者向け

タイトリスト TSR3 ユーティリティ

コンパクトなヘッドで操作性に優れたモデルです。SureFitホーゼルにより、ロフト角とライ角を細かく調整できます。ドローもフェードも自在に打ち分けたい上級者に最適です。

スリクソン ZX Mk II ハイブリッド

松山英樹プロが使用していることでも知られるモデルです。低スピンで力強い弾道が打てます。アイアン型に近い操作感を求める方にもおすすめです。

ミズノ Pro 245 ユーティリティ

ミズノの鍛造技術を活かした打感の良さは唯一無二です。操作性が高く、弾道をイメージ通りにコントロールできます。アイアンにミズノを使っている方にはセットの統一感も魅力でしょう。

女性ゴルファー向け

キャロウェイ ROGUE ST MAX FAST レディース ハイブリッド

軽量設計でヘッドスピードが遅い方でもしっかり飛ばせます。AIフェースによるミスへの強さも安心です。デザインも洗練されており、女性ゴルファーからの人気が非常に高いモデルです。

ダンロップ ゼクシオ レディス ハイブリッド

日本の女性ゴルファーに絶大な人気を誇るゼクシオのユーティリティです。とにかく軽く振りやすく、ボールがよく上がります。ゴルフを始めたばかりの女性にも自信を持っておすすめできる1本です。

ユーティリティのセッティング術【スコアアップの鍵】

どのユーティリティを選ぶかだけでなく、14本のクラブセッティングの中でどう組み込むかがスコアアップの大きな鍵になります。

パターン1:標準的なセッティング(平均的なアマチュアゴルファー向け)

ドライバー → 3W → 5W → 4UT → 5UT → 6I〜PW → 50° → 56° → パター

これは最も一般的なパターンで、5番アイアンまでをユーティリティに置き換えたセッティングです。ヘッドスピード38〜42m/s程度の方にバランスの良い構成です。

パターン2:やさしさ重視のセッティング(初心者・シニア向け)

ドライバー → 5W → 7W → 4UT → 5UT → 6UT → 7I〜PW → 52° → 58° → パター

フェアウェイウッドとユーティリティを多く入れたパターンです。ロングアイアンを完全に排除し、とにかくやさしく距離を稼ぐことに特化しています。ヘッドスピードが遅めの方やシニアゴルファーにおすすめです。

パターン3:攻めのセッティング(中上級者向け)

ドライバー → 3W → 3UT → 4I〜PW → 48° → 52° → 56° → 60° → パター

ユーティリティは1本のみに絞り、ウェッジを4本入れた攻撃的なセッティングです。100ヤード以内のスコアリングゾーンを細かく打ち分けたい方に向いています。

セッティング変更のタイミング

セッティングは固定ではなく、コースや季節、自分の調子に応じて変えるのが上級テクニックです。

  • 距離の長いコース:ユーティリティを1本追加してウェッジを1本減らす
  • 距離の短いコース:ユーティリティを減らしてウェッジを追加する
  • 冬場で飛距離が落ちる時期:ロフトの立ったユーティリティを入れて飛距離をカバーする
  • 風の強い日:低弾道のアイアン型ユーティリティを投入する

ユーティリティの練習方法とドリル

最後に、ユーティリティを使いこなすための効果的な練習方法をご紹介します。

ドリル1:ティーアップ打ち

まずはティーを低めにセットして打つ練習から始めましょう。地面から打つよりもミスが減り、正しいインパクトの感覚を身につけやすいです。慣れてきたら徐々にティーの高さを下げ、最終的にはマットや芝の上から打てるようにします。

ドリル2:ハーフスイング練習

時計の9時から3時のハーフスイングで、ボールを正確に捉える練習をします。フルスイングでは気づかない体のブレやリズムの乱れを矯正できます。50球のうち最初の20球はハーフスイングで行うのがおすすめです。

ドリル3:3球連続同じ弾道練習

同じ番手のユーティリティで3球連続で同じ弾道・同じ飛距離を打つことを目標にします。これにより、再現性の高いスイングが身につきます。3球揃ったら次の番手に移るというルーティンで練習すると効率的です。

ドリル4:実戦シミュレーション練習

練習場でも漫然と打つのではなく、コースの場面を想像して打つ練習をしましょう。「右に池があるから左に置く」「残り180ヤード、ピン手前にキャリーさせる」といったシチュエーションを設定すると、本番でのプレッシャーに強くなります。

練習頻度の目安

ユーティリティの練習時間は、全体の練習時間の15〜20%を割くのが理想です。100球打つなら15〜20球をユーティリティに費やしましょう。ドライバーやアイアンばかり練習するゴルファーが多いですが、実はコースでユーティリティを使う場面は意外と多いのです。

まとめ:ゴルフユーティリティを味方につけてスコアアップしよう

この記事では、ゴルフのユーティリティについて基本から選び方、打ち方、おすすめモデル、セッティング術まで幅広く解説してきました。最後にポイントを整理します。

  • ユーティリティはロングアイアンとフェアウェイウッドの良いとこどりをしたクラブで、アマチュアゴルファーの強い味方です
  • ウッド型とアイアン型の2タイプがあり、レベルや目的に応じて選び分けましょう
  • 番手選びでは飛距離の「穴」を埋めることを最優先に考えてください
  • シャフトの素材・重量・フレックスはアイアンとの流れを意識して選ぶのがコツです
  • 打ち方は7〜8割の力加減で、体の回転を使ってスムーズに振り抜くのが基本です
  • セッティングは自分のレベルやコースに合わせて柔軟に変更することが大切です
  • 練習はティーアップ打ちやハーフスイングから始めて、徐々にステップアップしましょう

ユーティリティは正しく選んで正しく使えば、あなたのスコアを確実に改善してくれるクラブです。ぜひこの記事を参考に、自分に最適な1本を見つけて、スコアアップを実現してください。

よくある質問(FAQ)

ユーティリティとハイブリッドの違いは何ですか?

基本的に同じクラブを指します。日本国内では「ユーティリティ(UT)」と呼ぶのが一般的ですが、海外や一部メーカーでは「ハイブリッド(HY)」と呼びます。どちらも、ロングアイアンとフェアウェイウッドの中間的な性能を持つクラブです。

ユーティリティは何番を入れるのがおすすめですか?

最も多くのアマチュアゴルファーにおすすめなのは4番UT(ロフト22°前後)と5番UT(ロフト25°前後)の2本です。5番アイアンや4番アイアンをユーティリティに置き換えることで、長い距離のショットがぐっと楽になります。ただし、既存クラブとの飛距離の繋がりを確認して選ぶことが大切です。

ユーティリティのシャフトはカーボンとスチールのどちらがいいですか?

一般的にはカーボンシャフトが主流で、軽くて振りやすく、ボールも上がりやすいです。ただし、アイアンにスチールシャフトを使っている方は、ユーティリティもスチールにすると振り心地が揃い、ミスが減りやすくなります。ヘッドスピードや好みに応じて選んでください。

ユーティリティが苦手でうまく打てません。どうすればいいですか?

ユーティリティが苦手な方の多くは、力んで振り過ぎていることが原因です。まずはティーアップして7〜8割の力で打つ練習から始めましょう。ボール位置はスタンス中央よりボール1個分左、レベルブロー(水平に払い打つ)をイメージして振ると、安定したショットが打ちやすくなります。

ユーティリティとフェアウェイウッドはどちらを入れるべきですか?

どちらにもメリットがあります。フェアウェイウッドは飛距離が出やすく、平らなライからのショットに向いています。ユーティリティはラフや悪いライからでも打ちやすく、方向性が安定しやすいです。ラフからのショットが多い方やコントロール重視の方はユーティリティ、とにかく飛距離を稼ぎたい方はフェアウェイウッドがおすすめです。両方をバランスよく入れるのが理想的なセッティングです。

ユーティリティの買い替え時期の目安はありますか?

一般的にユーティリティの買い替え目安は3〜5年と言われています。フェース面に傷が目立つようになったり、飛距離が明らかに落ちたと感じたりした場合は寿命のサインです。また、ゴルフの技術が上達して求める性能が変わった場合も、買い替えを検討する良いタイミングです。最新モデルは素材や設計技術が進化しているため、買い替えで飛距離や安定性が向上するケースは多いです。

中古のユーティリティを購入しても大丈夫ですか?

中古のユーティリティは十分に選択肢になります。特に発売から1〜3年程度のモデルであれば性能的にも問題ありません。購入時にはフェース面の摩耗、シャフトの傷やへたり、グリップの状態をチェックしましょう。中古ショップのランク表示で「A」や「AB」以上のものを選ぶと安心です。浮いた予算でフィッティングやシャフト交換に投資するのも賢い方法です。

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