アシックス エックスフライとは?注目される理由を解説
サッカースパイク選びで「アシックス エックスフライ」が気になっている方は多いのではないでしょうか。「自分のポジションに合うのか」「サイズ感は他のメーカーと違うのか」「どのモデルを選べばいいのか」——こうした疑問を抱えたまま、なかなか購入に踏み切れない方もいるはずです。
この記事では、アシックス エックスフライシリーズの全モデルを徹底比較し、フィット感・グラウンド別の適性・価格帯・口コミまで網羅的に解説します。読み終えるころには、あなたに最適な一足がはっきりと見えているでしょう。
アシックス エックスフライシリーズの基本情報と歴史
アシックスは日本生まれのスポーツブランドとして、長年にわたりサッカースパイクを開発してきました。なかでもエックスフライ(X-FLY)シリーズは、日本人の足型に合わせた設計が大きな特徴です。
エックスフライが生まれた背景
アシックスのサッカースパイクラインナップには、DSライト・ウルトレッツァ・エックスフライなど複数のシリーズがあります。エックスフライは「軽さ」と「スピード」をコンセプトに掲げたモデルです。ナイキやアディダスといった海外ブランドのスピード系スパイクに対抗しつつ、日本人特有の幅広・甲高の足型にフィットする点が最大の強みとなっています。
シリーズの進化の流れ
エックスフライシリーズは世代を重ねるごとに進化を遂げてきました。初代モデルから素材やソール構造が見直され、現行の「エックスフライ5」では軽量性と安定性の両立が高い次元で実現されています。
- エックスフライ1〜2:軽量スパイクとしての基盤を確立した初期モデル
- エックスフライ3:アッパー素材にマイクロファイバーを採用し、フィット感が向上
- エックスフライ4:ソールプレートを刷新し、蹴り出し時の推進力がアップ
- エックスフライ5:最新テクノロジーを搭載し、軽さ・フィット・耐久性のバランスが最適化
このように、毎世代ごとに明確なアップデートがあるため、最新モデルほど完成度が高い傾向にあります。
エックスフライ5の特徴を深掘り——なぜ評価が高いのか
現行モデルであるエックスフライ5は、多くのプレーヤーから高い評価を得ています。ここでは具体的な特徴を4つのポイントに分けてご紹介します。
1. 圧倒的な軽量性
エックスフライ5の片足重量は約185g(27.0cm)です。これは同価格帯のスピード系スパイクと比較してもトップクラスの軽さと言えます。軽量化の鍵は、アッパーに使われている薄型マイクロファイバー合成皮革です。薄くても強度が保たれるため、耐久性を犠牲にしない設計になっています。
2. 日本人の足に合うラスト(木型)
アシックス独自の「レギュラーラスト」は、日本人に多い幅広・甲高の足型を研究して開発されました。海外ブランドのスパイクで「幅がきつい」「小指が当たる」と感じた経験がある方にとって、エックスフライのフィット感は大きな魅力です。実際に2E相当のワイドフィットが標準仕様となっており、窮屈さを感じにくい設計です。
3. 高反発ソールプレート
ソールにはナイロン樹脂を採用した軽量プレートが搭載されています。適度なしなりがありつつも反発力が高いため、ダッシュ時の蹴り出しがスムーズです。スタッドの配置も前足部に集中しており、加速時のグリップ力に優れています。
4. 通気性とフィット感の両立
インナーソールには通気孔が設けられ、長時間のプレーでもムレにくい構造です。また、シュータン(ベロ)が薄手で足の甲にぴったりフィットするため、ボールタッチの感覚がダイレクトに伝わります。
エックスフライの全モデル比較——あなたに合うのはどれ?
エックスフライシリーズには複数のバリエーションがあります。グラウンド適性や価格帯が異なるため、自分のプレー環境に合ったモデルを選ぶことが重要です。
| モデル名 | 対応グラウンド | 参考価格(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| エックスフライ5 | 天然芝・土(HG/FG) | 約16,500円 | 最上位モデル。軽量マイクロファイバーアッパー搭載 |
| エックスフライ5 ST | 土・人工芝(HG) | 約13,200円 | 耐久性重視のスタッド配置。部活動に最適 |
| エックスフライ5 TF | 人工芝・トレーニング(TF) | 約9,900円 | ターフ用ラバーソール。練習やフットサルにも対応 |
| エックスフライ5 ワイド | 天然芝・土(HG/FG) | 約16,500円 | 3E相当のワイドラスト。幅広足の方に特化 |
HG・FG・TFの違いとは?
スパイク選びで迷いやすいのがソールタイプの違いです。簡単に整理しましょう。
- FG(ファームグラウンド):天然芝用。柔らかい地面でグリップ力を発揮するスタッド形状
- HG(ハードグラウンド):硬い土のグラウンド用。日本の学校グラウンドに最適
- TF(ターフ):人工芝・屋内用。小さな突起が多数配置された滑りにくいソール
日本の部活動では土のグラウンドが多いため、HG対応モデルを選ぶのが最も汎用性が高いです。人工芝のピッチが主な活動場所ならTFモデルがおすすめです。
サイズ選びのコツ——失敗しないための3つのポイント
サッカースパイクは普段の靴とサイズ感が異なることが多く、サイズ選びで失敗した経験がある方も少なくありません。エックスフライに関しては、以下の3つのポイントを押さえれば安心です。
ポイント1:足長プラス0.5cmが基本
アシックスの公式サイトでも推奨されているのが、実測の足長に0.5cmを加えたサイズを選ぶ方法です。例えば足の実寸が25.5cmなら、26.0cmを選ぶのが目安となります。つま先に約0.5cmの余裕があることで、走行時に足指が詰まるのを防げます。
ポイント2:足幅で「レギュラー」か「ワイド」を判断
エックスフライのレギュラーモデルは2E相当の幅です。これは日本人男性の平均的な足幅にフィットするサイズ感となっています。足幅が広めの方や、試着時に小指側に圧迫感がある場合は、3E相当のワイドモデルを検討しましょう。
ポイント3:試着は午後がベスト
人間の足は午後になるとむくみで約0.5cm程度大きくなると言われています。そのため、スパイクの試着は午後に行うのが理想的です。実際の試合や練習は夕方以降に行うことが多いので、その時間帯の足のサイズに合わせたほうが快適にプレーできます。
他メーカーとのサイズ感比較
アシックス エックスフライのサイズ感を、主要ブランドのスピード系スパイクと比較すると次のようになります。
| ブランド/モデル | 足幅の傾向 | 甲の高さ | サイズ感の印象 |
|---|---|---|---|
| アシックス エックスフライ5 | やや広め(2E) | 標準〜やや高め | ジャストサイズで快適 |
| ナイキ マーキュリアル | 狭め(D〜E) | 低め | 0.5cm上げる人が多い |
| アディダス エックススピードポータル | 標準(E) | 標準 | ほぼ表記通り |
| ミズノ モレリアネオ | やや広め(2E) | 標準 | アシックスと近い感覚 |
ナイキのスパイクで26.0cmを履いている方なら、エックスフライでは25.5cmでフィットするケースも多いです。メーカーを変える際はサイズ感の違いに注意しましょう。
ポジション別おすすめモデルの選び方
同じエックスフライでも、ポジションやプレースタイルによって最適なモデルは変わります。ここではポジション別のおすすめを解説します。
FW(フォワード)・ウイング
スピードと加速力が求められるFWやウイングの選手には、最上位モデルのエックスフライ5(HG/FG)がベストです。軽量なアッパーと高反発ソールの組み合わせにより、一歩目の加速がスムーズになります。実際にJリーグの若手選手の中にもエックスフライを愛用する選手がいます。
MF(ミッドフィールダー)
ゲームメイクを担うMFには、ボールタッチの精度が重要です。エックスフライ5の薄型アッパーはボールの感触をダイレクトに伝えるため、繊細なパスやトラップに適しています。長時間走り回るポジションでもあるため、軽量性も大きなメリットとなります。
DF(ディフェンダー)・GK(ゴールキーパー)
DFやGKは安定性と耐久性を重視するケースが多いです。その場合はエックスフライ5 STが候補に入ります。スタッドの耐久性が高く、激しいタックルや急なストップ動作にも対応できます。ただし、DFでもスピードを武器にするサイドバックの場合は、上位モデルのほうが適しているでしょう。
練習用・トレーニング用
日常の練習ではエックスフライ5 TFがコストパフォーマンスに優れています。価格が約9,900円とリーズナブルで、人工芝グラウンドでのグリップ力も十分です。試合用のスパイクを温存しながら、同じシリーズで足の感覚を統一できる点もメリットです。
実際の口コミ・評判——ユーザーのリアルな声
エックスフライを実際に使用しているプレーヤーの口コミを集めました。購入前の参考にしてください。
高評価の声
- 「ナイキのマーキュリアルが合わなくて乗り換えました。幅が楽で足が痛くなりません」(高校生・FW)
- 「片足185gは本当に軽い。長い距離を走っても疲れにくくなった気がします」(社会人リーグ・MF)
- 「日本メーカーだけあってフィット感が抜群。足と一体化する感覚があります」(大学生・SB)
- 「デザインがシンプルで好き。派手すぎないのが良い」(中学生・保護者)
- 「DSライトより軽くて、スピード系の動きに向いていると感じました」(社会人・FW)
改善を求める声
- 「カラーバリエーションがもう少しあれば嬉しい」(高校生・MF)
- 「耐久性はナイキやアディダスの上位モデルに比べるとやや劣る印象」(社会人・DF)
- 「合成皮革なので天然皮革の柔らかさを求める人には物足りないかも」(大学生・MF)
全体的にフィット感と軽量性に関する満足度が非常に高い一方で、カラー展開や天然皮革の風合いを好む層からは改善要望が出ています。天然皮革を好む方には、同じアシックスのDSライトシリーズが候補になるでしょう。
エックスフライとDSライトの違い——どちらを選ぶべきか
アシックスのサッカースパイクで人気を二分するのが「エックスフライ」と「DSライト」です。両者の違いを明確にしておくと、選択がスムーズになります。
| 比較項目 | エックスフライ5 | DSライト X-FLY PRO 3 |
|---|---|---|
| コンセプト | 軽さ・スピード重視 | フィット感・ボールタッチ重視 |
| アッパー素材 | マイクロファイバー合成皮革 | カンガルーレザー(天然皮革) |
| 重量(27.0cm) | 約185g | 約210g |
| 価格帯 | 約16,500円 | 約22,000円 |
| 向いているプレーヤー | スピード系・ドリブラー | テクニカル系・パサー |
簡潔にまとめると、スピードで勝負したいならエックスフライ、ボールタッチの質を追求するならDSライトという選び方が基本です。もちろんプレースタイルは人それぞれなので、両方試着してみることを強くおすすめします。
お手入れ方法——エックスフライを長持ちさせるコツ
せっかく購入したスパイクも、手入れを怠ると劣化が早まります。エックスフライの合成皮革アッパーに適したケア方法を紹介します。
使用後の基本ケア(毎回)
- スタッドに付いた泥や土を、ブラシや古い歯ブラシで落とす
- アッパー表面を固く絞った濡れタオルで拭く
- インソールを取り出し、風通しの良い日陰で乾燥させる
- 新聞紙を丸めて中に詰め、型崩れを防ぎながら湿気を吸わせる
週1回の集中ケア
- 汚れが目立つ部分を中性洗剤を薄めた水で軽く洗う
- しっかり乾燥させた後、合成皮革用のクリーナーで表面を保護する
- ソールのスタッドに摩耗がないかチェックする
やってはいけないNG行為
- 直射日光での乾燥:合成皮革が硬化・ひび割れする原因になります
- ドライヤーでの乾燥:熱によるダメージで接着部分が剥がれるリスクがあります
- 洗濯機で丸洗い:型崩れと素材劣化の原因になります
適切なケアを続ければ、合成皮革のスパイクでも1シーズン以上しっかり使えます。週に3〜4回使用する部活生の場合でも、丁寧にケアすれば半年〜8ヶ月程度は十分に持つでしょう。
エックスフライをお得に購入する方法
エックスフライをできるだけお得に購入したい方のために、賢い買い方を紹介します。
公式オンラインストア
アシックスの公式オンラインストアでは、会員登録で初回10%オフクーポンが配布されることがあります。また、旧カラーや旧モデルがアウトレット価格で販売されるケースもあるため、定期的にチェックする価値があります。
大手ECサイト
Amazonや楽天市場では、ポイント還元を含めると実質価格が安くなる場合があります。特に楽天スーパーセールやAmazonプライムデーなどのセール時期は狙い目です。ただし、サイズ交換のしやすさを考えると、返品・交換ポリシーが明確なショップを選ぶことが重要です。
実店舗での購入メリット
スポーツ用品店で実際に試着して購入するのも賢い選択です。特にサッカー専門店では、スタッフにフィッティングの相談ができます。足型を計測してくれる店舗なら、自分に最適なサイズとモデルをプロの目線で教えてもらえます。
型落ちモデルを狙う
新モデルが発売されるタイミングで、旧モデルが30〜50%オフになることがあります。基本設計は大きく変わらないため、コストパフォーマンスを重視するなら型落ちモデルは非常におすすめです。エックスフライ4が在庫処分で1万円以下になっているケースもあります。
まとめ——アシックス エックスフライで最高のプレーを
アシックスのサッカースパイク「エックスフライ」は、日本人の足型に最適化されたスピード系スパイクです。この記事のポイントを改めて整理します。
- エックスフライは「軽さ」と「スピード」がコンセプトのシリーズ
- 現行モデルのエックスフライ5は片足約185gの超軽量設計
- 2E相当のレギュラーラストで日本人の足型にフィットしやすい
- 幅広の方には3Eワイドモデルも用意されている
- HG・TF・STなどグラウンド別にモデルを選べる
- スピード重視ならエックスフライ、タッチ重視ならDSライトが基本の選び方
- サイズは足長プラス0.5cmが目安。試着は午後がベスト
- 適切なお手入れで半年〜1シーズン以上の使用が可能
- 型落ちモデルやセール活用でお得に購入できる
自分のプレースタイルとグラウンド環境に合った一足を選び、最高のパフォーマンスを発揮してください。
よくある質問(FAQ)
アシックス エックスフライ5の重さはどのくらいですか?
エックスフライ5の重量は27.0cmで約185gです。同価格帯のスピード系スパイクの中でもトップクラスの軽さとなっています。軽量なマイクロファイバー合成皮革をアッパーに採用することで、この軽さを実現しています。
エックスフライのサイズ感は他メーカーと比べてどうですか?
アシックス エックスフライは2E相当のレギュラーラストを採用しており、日本人の足型に合わせた幅広めの設計です。ナイキ マーキュリアルなど海外ブランドのスパイクと比べると、同じサイズ表記でもやや余裕があります。ナイキで26.0cmの方はエックスフライでは25.5cmでフィットする場合もあります。
エックスフライとDSライトはどちらがおすすめですか?
プレースタイルによって異なります。スピードやドリブルを武器にする選手にはエックスフライがおすすめです。一方、ボールタッチの質やパス精度を重視する選手にはカンガルーレザーを使ったDSライトが向いています。迷った場合は両方試着して、フィーリングが良いほうを選ぶのがベストです。
エックスフライは土のグラウンドでも使えますか?
はい、使えます。エックスフライ5にはHG(ハードグラウンド)対応モデルがあり、日本の学校の土グラウンドに最適なスタッド設計になっています。また、より耐久性を重視したSTモデルも土グラウンドでの使用に適しています。
エックスフライの耐久性はどのくらいですか?
使用頻度やグラウンド環境によりますが、週3〜4回の部活動で使用した場合、適切なお手入れを行えば半年〜8ヶ月程度は十分に使用できます。使用後に泥を落とし、日陰で乾燥させるなどの基本的なケアを続けることが長持ちの秘訣です。
エックスフライに幅広(ワイド)モデルはありますか?
はい、エックスフライ5には3E相当のワイドモデルがラインナップされています。レギュラーモデル(2E相当)では小指側に圧迫感を感じる方や、足幅が広めの方にはワイドモデルがおすすめです。価格はレギュラーモデルと同じ約16,500円(税込)です。
エックスフライはどこで購入するのがお得ですか?
アシックス公式オンラインストアの会員割引や、楽天スーパーセール・Amazonプライムデーなどのセール時期が狙い目です。また、新モデル発売時に旧モデルが30〜50%オフになることもあるため、型落ちモデルを狙うのもコストパフォーマンスに優れた方法です。



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