手軽に栄養バランスの取れた食事ができると人気の宅配弁当サービス「nosh(ナッシュ)」。しかし、多くの利用者が直面するのが「冷凍庫に入らない」という切実な問題です。せっかく届いたお弁当を前に、冷凍庫のスペース確保に頭を悩ませた経験はありませんか?
この記事では、ナッシュの容器サイズといった基本情報から、冷凍庫の容量別に何食入るのかという具体的な目安、そして「入らない」を解決するためのレベル別対処法まで、網羅的に解説します。簡単な収納の工夫から、抜本的な解決策まで、あなたのライフスタイルに合った方法がきっと見つかるはずです。
ナッシュのサイズと冷凍庫の必要容量
問題を解決するためには、まず敵(?)を知ることから。ナッシュの容器がどれくらいの大きさで、プランごとにどれくらいのスペースが必要になるのか、正確に把握しましょう。
公式発表の容器サイズ
ナッシュのメインプレート(おかずセット)の容器サイズは、公式サイトで以下のように統一されています。
- 横:18.0cm
- 縦:16.5cm
- 高さ:4.5cm
これは、スーパーで売られているひき肉のパック(300〜400g)より一回り小さいくらいのサイズ感です。この数値を基に、自宅の冷凍庫にどれくらい収まるかシミュレーションしてみましょう。
冷凍庫の容量別:何食入るかの目安
容器のサイズがわかっても、実際に「何食入るのか」が一番気になるところです。冷凍庫の「定格内容積(リットル)」を基準に、収納可能数の目安を見ていきましょう。ただし、これは冷凍庫が空の状態での最大値であり、引き出しの形状や他の冷凍食品の有無によって変動します。
一人暮らし向け冷凍庫(24〜30L)の場合、他の食材がなければ6〜8食が無理なく収納できる目安です。一方、ファミリー向け冷凍庫(90L以上)であれば、20食以上の収納も可能とされています。
重要なのは、リットル数だけでなく、冷凍庫の内寸(特に高さと奥行き)です。引き出し式の場合は高さがネックになりやすく、棚板式の場合は棚の間隔が問題になることがあります。注文前に一度、自宅の冷凍庫の内寸をメジャーで測っておくと安心です。
【レベル別】冷凍庫に入らない時の解決策
冷凍庫の状況やかけられる手間によって、解決策はさまざまです。ここでは「初級」「中級」「上級」の3つのレベルに分けて、具体的な方法を紹介します。
初級編:今すぐできる簡単対処法
まずは、費用や手間をかけずにすぐに試せる基本的な方法です。「あと1、2個が入らない!」という状況で特に有効です。
1. 縦置き収納を試す
最も手軽で効果的なのが「縦置き」です。横に並べて入らない場合でも、立てて入れることでスペースを有効活用できます。ナッシュの容器は仕切りで分かれているため、冷凍状態であれば中身が完全に混ざってしまう心配はほとんどありません。
- メリット:スペース効率が向上し、本の背表紙のようにメニューが見やすく取り出しやすい。
- 注意点:豆類などの細かい副菜が多少偏る可能性があります。また、冷凍庫の高さが足りないと縦置き自体ができない場合もあります。
2. 冷凍庫内を整理・断捨離する
根本的な対策として、冷凍庫の中身を見直しましょう。いつからあるかわからない保冷剤や、霜だらけの古い食材がスペースを圧迫しているケースは少なくありません。
- 全出し:一度すべての食材を取り出し、中身を把握します。
- 断捨離:賞味期限切れのもの、使う予定のないものを処分します。
- 定位置決め:「ナッシュ用」「自炊用食材」「アイス」など、ゾーン分けして定位置を決めると、管理が楽になります。
これだけで、予想以上にスペースが生まれることがあります。
中級編:収納力を劇的に高める「移し替え」テクニック
容器のかさばりが問題なら、中身を取り出してコンパクトに保存する方法が有効です。少し手間はかかりますが、収納力は飛躍的に向上します。
1. フリーザーバッグ(ジップロック)に移し替える
最も一般的な移し替え方法です。容器から凍ったままの中身を取り出し、フリーザーバッグに入れるだけで、収納スペースを約半分に圧縮できます。
- 手順:
- ナッシュの容器の底を押し、凍った中身を塊のまま取り出します。
- フリーザーバッグ(Mサイズが丁度良い)に入れます。
- メニュー名や温め時間がわかるよう、容器のフタを切り取って一緒に入れるか、袋に直接記入します。
- ポイント:ブックエンドやファイルケースを仕切りに使うと、立ててきれいに収納できます。
- 注意点:温める際は、耐熱皿に移し替える必要があります。仕切りのあるお皿を使うと、味が混ざらず美味しくいただけます。
2. 特殊な粘着ラップ「プレスンシール」で圧縮する
さらに高い圧縮率を求めるなら、「プレスンシール」という特殊なラップが非常に有効です。片面に弱い粘着性があり、食材にぴったり密着して空気を遮断します。
ある検証では、プレスンシールを使うことで20Lの冷凍庫に最大12食しか入らなかったナッシュが、22食分も収納可能になったという結果も出ています。これにより、容器の厚み(4.5cm)が約3cmまで圧縮されます。
この方法を使えば、まとめ買いによる送料節約のメリットを最大限に享受できます。例えば、10食プランを2回頼むより、20食プランを1回で頼む方が送料を大幅に節約できる場合があります。
上級編:根本解決のための「セカンド冷凍庫」導入
収納の工夫だけでは追いつかない、もっと気兼ねなくナッシュを利用したい、という方にはセカンド冷凍庫の導入が最終的な解決策となります。
1. 小型冷凍庫を購入する
ナッシュを長期的に利用するなら、専用の小型冷凍庫を購入するのが最も確実です。近年では、幅35cm程度のスリムなモデルや、デザイン性の高い製品も増えています。
- 容量の目安:
- 30〜40Lクラス:一人暮らしに最適。10食プランなら余裕を持って収納可能。
- 60Lクラス:20食プランも楽々収納。他の冷凍食品もストックしたい方向け。
- 80L以上:ファミリーでの利用や、まとめ買いを頻繁にする方向け。20食プランでも余裕があります。
ナッシュ公式サイトでも、会員向けに市場価格より割安な冷凍庫を販売しています。例えば、31Lサイズ(18食分収納)が11,859円(税込)から提供されています。
2. 冷凍庫レンタルサービスを利用する
「購入するのはハードルが高い」「一時的に利用したい」という場合には、家電レンタルサービスが便利です。「Rentio」などのサービスでは、月額1,300円程度から小型冷凍庫を借りることができます。
また、他の宅配弁当サービスでは、定期便の契約を条件に冷凍庫を無料でレンタルまたはプレゼントするキャンペーンを実施していることもあります(例:「まごころケア食」「三ツ星ファーム」)。ナッシュには現在(2025年12月時点)同様のサービスはありませんが、他社との比較検討材料にはなるでしょう。
プランニングで解決!注文方法の最適化
物理的なスペースだけでなく、注文の仕方を工夫することでも「冷凍庫パンパン問題」は回避できます。
配送頻度と食数プランの賢い組み合わせ
ナッシュはライフスタイルに合わせて柔軟にプランを変更できます。冷凍庫の容量に不安がある方は、一度に届く量を減らし、配送頻度を上げるのが基本戦略です。
- 食数プラン:6食 / 8食 / 10食 / 20食(2回目以降)
- 配送間隔:1週間 / 2週間 / 3週間 / 4週間
例えば、「1週間に1回・6食プラン」にすれば、冷凍庫を圧迫することなく常に新しいメニューを楽しめます。逆に、セカンド冷凍庫があるなら「4週間に1回・20食プラン」で注文の手間と送料を最小限に抑えるのが賢い選択です。
また、食べきれない場合は、配送予定日の4〜5日前までなら「スキップ」機能で次の配送を簡単に見送ることができます。
スイーツやパンを組み合わせてスペースを節約
ナッシュには、おかずプレート以外にも低糖質のパンやスイーツ(ドーナツ、ロールケーキなど)があります。これらは個包装でサイズが小さく、おかずプレートよりも省スペースです。
冷凍庫の隙間に詰めやすく、収納の柔軟性が高まります。「10食プランのうち2食をスイーツにする」といった工夫で、冷凍庫の空き状況を調整するのも有効な手段です。
よくある質問(Q&A)
最後に、ナッシュの保存に関するよくある疑問にお答えします。
Q1. 冷蔵庫で保存しても大丈夫?
A. 原則として推奨されません。ナッシュは冷凍保存を前提に品質管理されています。もし冷凍庫に入り切らず、やむを得ず冷蔵庫で保存する場合は、当日中に食べきることを条件に、自己責任で行ってください。 冷蔵庫での長期保存は食中毒のリスクを高めるため、絶対に避けましょう。
Q2. 縦置きすると中身は混ざらない?
A. 味が混ざるほどの大きな問題はありません。おかずは冷凍状態で固まっており、容器内には仕切りがあるため、メインと副菜の味が混ざることはほぼありません。ただし、ソースがかかっていない豆類や小さな野菜が、仕切りの中で多少移動することはあります。
Q3. 移し替えの衛生面や注意点は?
A. 清潔な環境で、凍ったまま素早く作業することが重要です。
- 衛生管理:作業前には手を洗い、清潔な調理台や器具を使用してください。
- 再冷凍はNG:一度解凍・半解凍されたものを再冷凍すると、品質が著しく低下し、細菌が繁殖しやすくなります。必ず凍ったままの状態で移し替えてください。
- 情報管理:移し替えた袋には、メニュー名と賞味期限、温め時間を記載したラベルを貼るか、元のパッケージのフタを切り取って一緒に入れておくと便利です。
まとめ:冷凍庫問題を克服し、ナッシュを賢く活用しよう
「ナッシュが冷凍庫に入らない」という問題は、決して解決できない壁ではありません。この記事で紹介したように、さまざまなレベルの対処法が存在します。
まずは「縦置き」や「冷凍庫の整理」といった初級編から試し、それでも解決しない場合は「フリーザーバッグへの移し替え」という中級編へ。そして、ナッシュを生活に本格的に取り入れたい方は、「セカンド冷凍庫の導入」を検討することで、収納の悩みから完全に解放されます。
自分のライフスタイルや冷凍庫の状況に合わせてこれらの方法を組み合わせ、注文プランを最適化することで、ナッシュの利便性を最大限に引き出すことができます。賢く工夫して、手軽で健康的な食生活を楽しみましょう。
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