野球キャッチャーミットの選び方完全ガイド|初心者も失敗しない

  1. 野球のキャッチャーミットは「捕る」を変える最重要ギア
  2. キャッチャーミットと普通のグラブの違いとは?
    1. 構造面の違い
    2. ファーストミットとの違い
  3. キャッチャーミットの選び方|7つの重要ポイント
    1. ポイント①:硬式用か軟式用かを確認する
    2. ポイント②:サイズ(大きさ)を適切に選ぶ
    3. ポイント③:ポケットの深さで捕球スタイルが変わる
    4. ポイント④:革の素材で耐久性と質感が決まる
    5. ポイント⑤:ウェブの形状を理解する
    6. ポイント⑥:カラー規定を事前にチェック
    7. ポイント⑦:予算と使用頻度のバランス
  4. 主要メーカー徹底比較|プロも愛用するブランドの特徴
    1. ミズノ(MIZUNO)
    2. SSK(エスエスケイ)
    3. ローリングス(Rawlings)
    4. ゼット(ZETT)
    5. 久保田スラッガー
    6. 各メーカー比較まとめ
  5. キャッチャーミットの型付け方法|使いやすさを左右する重要工程
    1. 方法①:湯もみ型付け
    2. 方法②:スチーム加工
    3. 方法③:オイル仕上げ+自然な使い込み
    4. キャッチャーミット特有の型付けのコツ
  6. キャッチャーミットのメンテナンス方法|寿命を2倍延ばすコツ
    1. 日常のお手入れ(毎回の練習後)
    2. 定期的なお手入れ(月1~2回)
    3. レース(ヒモ)の交換目安
    4. 保管時の注意点
  7. 年代・レベル別おすすめキャッチャーミットの選び方
    1. 少年野球(小学生)
    2. 中学生(軟式・硬式)
    3. 高校生
    4. 大人(草野球・社会人)
  8. キャッチャーミット選びでよくある失敗と対策
    1. 失敗①:見た目だけで選んでしまう
    2. 失敗②:硬式用と軟式用を間違える
    3. 失敗③:型付けをせずにいきなり実戦で使う
    4. 失敗④:安さだけで選んでしまう
    5. 失敗⑤:他人の評価を鵜呑みにする
  9. まとめ|自分だけの最高の一つを見つけよう
  10. よくある質問(FAQ)
    1. キャッチャーミットの寿命はどのくらいですか?
    2. キャッチャーミットは左利き用もありますか?
    3. 軟式用キャッチャーミットで硬式ボールを受けても大丈夫ですか?
    4. キャッチャーミットの型付けは自分でもできますか?
    5. キャッチャーミットを購入するのにおすすめの時期はありますか?
    6. ネット通販でキャッチャーミットを購入しても大丈夫ですか?
    7. キャッチャーミットにはどんなオイルを使えばいいですか?

野球のキャッチャーミットは「捕る」を変える最重要ギア

「キャッチャーミットって、どれを選べばいいの?」という悩みを抱えていませんか。キャッチャーは野球において唯一グラウンド全体を見渡せるポジションです。そのキャッチャーが使うミットは、捕球の質・フレーミング・盗塁阻止など、あらゆるプレーに直結する最重要ギアといえます。

しかし、キャッチャーミットは外野手用グラブなどと比べて独特の形状をしており、選ぶポイントも大きく異なります。サイズ・革の素材・ポケットの深さ・型付け方法など、考慮すべき要素が多いため、初めての方は何を基準にすればよいか迷ってしまうものです。

この記事では、野球のキャッチャーミットに関する基礎知識から選び方、型付け方法、おすすめメーカーの比較まで、後悔しないミット選びに必要な情報をすべてまとめました。少年野球から草野球、硬式・軟式を問わず活用できる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

キャッチャーミットと普通のグラブの違いとは?

まず、キャッチャーミットが一般的な野球グラブとどう違うのかを理解しましょう。この基本を押さえることで、選び方のポイントが明確になります。

構造面の違い

キャッチャーミットと他のポジション用グラブには、以下のような明確な構造的違いがあります。

比較項目 キャッチャーミット 一般的なグラブ(外野手用など)
指の構造 親指と4本指の2つに分かれた「ミット型」 5本の指がそれぞれ独立
パッド(衝撃吸収材) 厚めのパッドを内蔵 薄いか、なし
ポケットの深さ 深め(ボールをしっかりキャッチ) 浅め~中程度
全体の重量 約600g~750g 約400g~550g
ウェブの形状 ワンピース型やツーピース型が主流 多種多様なウェブパターン

キャッチャーミットは、時速130km以上のボールを何百球も受け止めるために設計されています。そのため、衝撃吸収力と耐久性が最優先で考慮された構造になっているのです。

ファーストミットとの違い

「ミット」という名称が共通しているため、ファーストミットと混同する方もいます。キャッチャーミットはファーストミットと比べてポケットが深く、パッドが厚いのが特徴です。ファーストミットは送球を捕りやすいよう縦に長い形状ですが、キャッチャーミットはより丸みを帯びた形状で、投手の球を確実に受け止めることに特化しています。

キャッチャーミットの選び方|7つの重要ポイント

ここからは、野球のキャッチャーミットを選ぶ際に押さえるべき7つの重要ポイントを詳しく解説します。

ポイント①:硬式用か軟式用かを確認する

最も基本的な確認事項が、硬式用と軟式用の区別です。硬式ボールと軟式ボールでは重さ・硬さ・反発力が大きく異なるため、ミットの設計も変わります。

硬式用キャッチャーミットは厚手の革で作られており、硬いボールの衝撃に耐えられる構造です。一方、軟式用は革がやや薄く、軽量で操作性を重視しています。軟式で硬式用ミットを使うと重くて扱いにくく、硬式で軟式用ミットを使うと手を痛めるリスクがあります。必ず使用するボールの規格に合ったミットを選びましょう。

ポイント②:サイズ(大きさ)を適切に選ぶ

キャッチャーミットのサイズは、プレースタイルとポジショニングに大きく影響します。

  • 大きめのミット(周囲33cm以上):捕球面が広いためキャッチングが安定しやすい。初心者やワンバウンドを確実に止めたい方におすすめ
  • 標準サイズのミット(周囲31~33cm):バランスが良く、多くの選手に適する。迷ったらこのサイズが無難
  • 小さめのミット(周囲31cm以下):操作性が高く、素早いスローイングが可能。盗塁阻止を重視する上級者向け

少年野球の場合は、子どもの手のサイズに合った専用モデルを選ぶことが大切です。大人用を「大きくなったら使えるから」と買ってしまうと、正しい捕球フォームが身につかない原因になります。

ポイント③:ポケットの深さで捕球スタイルが変わる

ポケットとは、ボールを受け止める部分のくぼみのことです。ポケットの深さは、キャッチャーとしてのプレースタイルに直結します。

深いポケットのミットはボールがしっかり収まるため、捕球時の安定感が抜群です。落球のリスクが低く、ワンバウンド処理にも強い傾向があります。ただし、ボールの握り替えにやや時間がかかるため、スローイングのスピードはわずかに遅れる場合があります。

浅いポケットのミットはボールの握り替えが素早く行えるため、盗塁阻止やバント処理など、スピードが求められる場面で力を発揮します。一方、捕球時にボールが弾かれやすいため、確実なキャッチング技術が求められます。

初心者の方には、まず深めのポケットで捕球の基本を身につけることをおすすめします。

ポイント④:革の素材で耐久性と質感が決まる

キャッチャーミットに使われる革の素材は、大きく分けて以下の種類があります。

素材 特徴 価格帯 おすすめの層
天然皮革(ステアハイド) 耐久性が高く、使い込むほど手に馴染む 20,000円~60,000円以上 中級者~上級者
天然皮革(キップレザー) きめ細かく軽量。しなやかさが特徴 30,000円~70,000円以上 上級者・こだわり派
天然皮革(和牛革) 最高級。耐久性・フィット感ともに抜群 50,000円~100,000円以上 プロ・トップアマ
合成皮革 軽量で手入れが簡単。耐久性はやや劣る 5,000円~15,000円 入門者・少年野球

ステアハイドは成牛の革で、硬めですが耐久性に優れています。キップレザーは生後6か月~2年の若い牛の革で、繊維が細かく軽量です。最近ではプロ選手の間でもキップレザー製のキャッチャーミットの人気が高まっています。

初心者や少年野球では合成皮革でも十分です。上達してからステップアップとして天然皮革に移行するのが、コスト面でも合理的な選び方といえます。

ポイント⑤:ウェブの形状を理解する

ウェブとは、親指と人差し指の間にある網状の部分です。キャッチャーミットのウェブ形状は主に以下の2タイプがあります。

  • ワンピースウェブ(閉じ型):革が一枚でつながっている構造。ボールの衝撃をウェブ全体で吸収するため、捕球時の衝撃が分散されます。硬式野球で特に人気が高い形状です。
  • ツーピースウェブ(開き型):革がパーツに分かれている構造。柔軟性が高く、ミットが閉じやすいためキャッチングが楽です。軟式野球や初心者に扱いやすいタイプです。

ウェブの形状は見た目の好みで選ばれることもありますが、実は捕球感覚やミットの開閉のしやすさに大きく影響します。できれば実際に手にはめて、開閉のフィーリングを確認してから購入するのが理想的です。

ポイント⑥:カラー規定を事前にチェック

見落としがちなポイントが、カラー規定です。特に公式戦に出場する場合、キャッチャーミットの色にはルールがあります。

一般的に、高校野球(硬式)ではオレンジ系・茶系・黒系のオーソドックスなカラーが認められています。白色や灰色など、打者の視界に影響を与える可能性のあるカラーは禁止されている場合があります。

草野球やレクリエーション目的であれば自由にカラーを選べますが、将来的に大会出場を考えている場合は、所属するリーグや連盟のルールを事前に確認しておきましょう。

ポイント⑦:予算と使用頻度のバランス

キャッチャーミットの価格帯は約5,000円から10万円以上まで幅広く存在します。高ければ良いというわけではなく、使用頻度と目的に合った予算設定が重要です。

  • 週1回程度の草野球:15,000円~25,000円程度でコスパの高いモデルを選べば十分
  • 部活動で毎日使用:25,000円~45,000円程度の耐久性のあるモデルがおすすめ
  • 硬式の競技志向:40,000円以上の高品質モデルで、パフォーマンスと耐久性を両立

少年野球の場合、成長に伴い買い替えが必要になるため、最初から高価なモデルを購入する必要はありません。1万円前後のモデルでも十分に基本を学べます。

主要メーカー徹底比較|プロも愛用するブランドの特徴

野球のキャッチャーミットを製造する主要メーカーの特徴を比較します。各メーカーの強みを知ることで、自分に最適なミットを見つけやすくなります。

ミズノ(MIZUNO)

日本を代表する野球用品メーカーであるミズノは、プロ野球選手の使用率が非常に高いブランドです。「ミズノプロ」「グローバルエリート」「セレクトナイン」と、レベルに応じた明確なラインナップが特徴です。

キャッチャーミットでは、独自技術の「パワーレイヤー構造」により、しっかりとした捕球感と耐久性を実現しています。サイズ展開も豊富で、少年野球から大人まで幅広く対応しています。品質と信頼性を重視する方には、まず検討していただきたいメーカーです。

SSK(エスエスケイ)

SSKは「軽さ」と「操作性」に定評のあるメーカーです。プロ選手向けの「プロエッジ」シリーズは、軽量設計でありながら耐久性も確保されており、素早いスローイングを重視するキャッチャーから支持されています。

特に軟式野球用のキャッチャーミットでは、柔軟性の高い革を使用したモデルが多く、購入後すぐに実戦投入できる「即戦力ミット」が人気です。

ローリングス(Rawlings)

アメリカ発の老舗ブランドであるローリングスは、MLB(メジャーリーグ)での使用率No.1を誇ります。日本でも近年人気が急上昇しており、特にキャッチャーミットの評価が高いメーカーです。

ローリングスの強みは「HOH(Heart of the Hide)」シリーズに代表される高品質な革素材と、アメリカンスタイルの大きめのポケット設計です。フレーミングを重視するキャッチャーに特におすすめです。

ゼット(ZETT)

ゼットは日本のプロ野球で長い歴史を持つブランドです。「プロステイタス」シリーズのキャッチャーミットは、プロ選手のこだわりを反映した本格仕様で知られています。

ゼットのミットは「しっかり感」が特徴で、硬式の強い球にも負けない剛性があります。型崩れしにくいため、長期間使い続けたい方にぴったりです。

久保田スラッガー

「湯もみ型付け」の元祖として知られる久保田スラッガーは、ミットの型付けにこだわる方から絶大な支持を受けています。手にフィットする独特の柔らかさは、一度使うとやみつきになるという声も多いです。

キャッチャーミットにおいても、「手の一部になるような感覚」を追求した設計が特徴です。やや上級者向けですが、捕球の感触を大切にしたい方には非常におすすめです。

各メーカー比較まとめ

メーカー 強み おすすめの層 価格帯(目安)
ミズノ 品質・ラインナップの豊富さ 全レベル対応 10,000円~70,000円
SSK 軽量・操作性 スローイング重視派 12,000円~55,000円
ローリングス 革質・ポケット設計 フレーミング重視派 15,000円~65,000円
ゼット 剛性・耐久性 硬式プレーヤー 12,000円~60,000円
久保田スラッガー フィット感・型付け こだわり派・上級者 25,000円~55,000円

キャッチャーミットの型付け方法|使いやすさを左右する重要工程

新品のキャッチャーミットは革が硬く、そのままでは実戦で使えません。適切な型付けを行うことで、捕球しやすく自分の手に馴染んだミットに仕上がります。ここでは代表的な型付け方法を紹介します。

方法①:湯もみ型付け

湯もみ型付けとは、ミットをお湯に浸して革を柔らかくし、手で揉みながら理想の型を作る方法です。久保田スラッガーが提唱した技法として有名で、多くの専門店で対応しています。

メリットは、短時間で革が柔らかくなり、自分好みの型を作りやすい点です。デメリットとしては、お湯に浸すことで革の油分が抜けるため、乾燥後にしっかりとオイルを補給する必要があります。自分で行うことも可能ですが、失敗すると型崩れの原因になるため、初めての方は専門店に依頼することをおすすめします。費用は2,000円~5,000円程度が相場です。

方法②:スチーム加工

スチーム加工は、専用の蒸気機械を使って革を柔らかくする方法です。スポーツ用品店で広く行われており、ミズノなど大手メーカーの直営店でも対応しています。

湯もみと比べて革へのダメージが少なく、均一に柔らかくなるのが特徴です。ただし、湯もみほど劇的に柔らかくはならないため、その後の手揉みやキャッチボールで仕上げていく必要があります。費用は1,000円~3,000円程度です。

方法③:オイル仕上げ+自然な使い込み

もっとも革に優しい方法が、オイルを塗りながらキャッチボールで自然に型を作っていく方法です。時間はかかりますが、革本来の強度を保ちながら、自分の手に最もフィットした型が完成します。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 新品のミットにグラブオイルを薄く塗る(捕球面を中心に)
  2. ボールをポケットに入れ、バンドやタオルでミットを閉じた状態で固定する
  3. 翌日から軽いキャッチボールを始める
  4. 毎日の練習後にオイルで軽く手入れする
  5. 2~3週間で実戦使用可能な柔らかさになる

この方法のポイントは、「焦らないこと」です。無理に曲げたり、グラブハンマーで叩きすぎると、革の繊維が壊れて寿命が短くなってしまいます。

キャッチャーミット特有の型付けのコツ

キャッチャーミットならではの型付けのコツがあります。それは「ポケットの位置を意識する」ことです。

キャッチャーミットのポケットは、ウェブ下(親指と人差し指の間)に作る「ウェブ下ポケット型」と、ミットの中央に作る「センターポケット型」の2種類があります。

ウェブ下ポケット型は、フレーミング(ストライクに見せる捕球技術)に有利です。一方、センターポケット型は、安定した捕球感が得られるため、ワンバウンド処理が多い場面に向いています。

自分のプレースタイルに合わせてポケットの位置を決め、そこにボールが自然に収まるよう型を作っていくことが大切です。

キャッチャーミットのメンテナンス方法|寿命を2倍延ばすコツ

高品質なキャッチャーミットも、適切なメンテナンスを行わなければ寿命が縮んでしまいます。正しいお手入れ方法を知って、ミットのパフォーマンスを長期間維持しましょう。

日常のお手入れ(毎回の練習後)

練習や試合の後は、以下の手順でお手入れを行いましょう。

  1. 乾いた布でミット表面の汚れ・砂・汗を拭き取る
  2. 風通しの良い日陰で自然乾燥させる(直射日光は厳禁)
  3. ポケットにボールを入れてバンドで固定し、型を維持する

特に夏場は汗でミットの内部が湿りやすいため、使用後は必ず乾燥させることが重要です。湿ったまま放置すると、カビや悪臭の原因になるだけでなく、革の劣化を早めます。

定期的なお手入れ(月1~2回)

月に1~2回は、以下のメンテナンスを行うことで、革のコンディションを良好に保てます。

  1. レザークリーナーで汚れを落とす
  2. グラブオイルまたはグラブコンディショナーを薄く塗る
  3. 柔らかい布で全体をなじませるように拭く
  4. ヒモ(レース)のほつれや緩みがないかチェックする

オイルの塗りすぎには注意してください。オイルを塗りすぎると革が重くなり、型崩れの原因になります。「うっすらと表面が潤う程度」が適量です。

レース(ヒモ)の交換目安

キャッチャーミットのレースは、他のグラブよりも負荷がかかりやすい部分です。特にウェブ部分と指先のレースは切れやすいため、定期的にチェックしましょう。

毎日使用する場合は6か月~1年、週1回程度の使用であれば1年半~2年が交換の目安です。レースが緩むとポケットの形が変わり、捕球感覚にも影響するため、早めの交換を心がけてください。レース交換はスポーツ用品店で1,500円~3,000円程度で対応してもらえます。

保管時の注意点

シーズンオフなど長期間使用しない場合は、以下の保管方法を守りましょう。

  • オイルを軽く塗ってから保管する
  • ポケットにボールを入れて型を維持する
  • 湿度の低い場所で保管する(押し入れの奥は避ける)
  • ビニール袋には入れず、通気性のある布や専用ケースに入れる

年代・レベル別おすすめキャッチャーミットの選び方

選手の年代や競技レベルによって、最適なキャッチャーミットは異なります。ここでは年代・レベル別に具体的な選び方のポイントを解説します。

少年野球(小学生)

少年野球で最も重要なのは「軽さ」と「操作性」です。小学生の握力はまだ発達途上であるため、重いミットを使うと正しい捕球フォームが身につきません。

おすすめのポイントは以下の通りです。

  • 重量は400g以下を目安にする
  • 合成皮革または柔らかい天然皮革のモデルを選ぶ
  • 少年軟式用の専用モデルを選ぶ(大人用を代用しない)
  • 予算は5,000円~15,000円程度で十分

成長が早い時期なので、1~2年で買い替えることを前提に、コスパの良いモデルを選ぶのが賢明です。

中学生(軟式・硬式)

中学生は体の成長に加え、技術的にも大きく伸びる時期です。中学硬式(ボーイズ・シニアなど)に進む場合は、硬式用のキャッチャーミットが必須になります。

この時期は天然皮革のミットにステップアップするのが理想です。天然皮革は使い込むほど手に馴染み、捕球感覚を磨くのに適しています。予算は20,000円~35,000円程度を目安にすると、品質と耐久性のバランスが良いモデルを選べます。

高校生

高校野球では1日に数百球の投球を受けることも珍しくありません。耐久性と捕球性能の両方を高いレベルで満たすミットが求められます。

「ミズノプロ」「ゼット プロステイタス」「ローリングス HOH」など、上位モデルを検討する価値があります。予算は35,000円~60,000円程度が中心帯です。

また、高校野球では用具に関する規定が厳しいため、購入前にBFJ(全日本野球協会)マークの有無やカラー規定を必ず確認してください。

大人(草野球・社会人)

草野球や社会人野球では、使用頻度に応じて選ぶのがポイントです。週末だけのプレーヤーであれば、15,000円~25,000円のモデルで十分な品質を確保できます。

また、大人の場合は「見た目のこだわり」も大切なモチベーションです。カラーバリエーションが豊富なローリングスやアシックスのモデルは、デザイン性を重視する方に人気があります。

キャッチャーミット選びでよくある失敗と対策

最後に、キャッチャーミット選びで多くの方が陥りがちな失敗パターンと、その対策をまとめます。これらを事前に知っておくことで、後悔のない買い物ができるはずです。

失敗①:見た目だけで選んでしまう

かっこいいデザインやプロ選手モデルに惹かれて購入したものの、自分の手のサイズやプレースタイルに合わなかったというケースは非常に多いです。見た目は重要ですが、必ず実際に手にはめてフィット感を確認することを最優先にしましょう。

失敗②:硬式用と軟式用を間違える

ネット通販で購入する際に特に多い失敗です。商品名だけでなく、商品説明欄やスペック欄で「硬式用」「軟式用」の記載を必ず確認してください。間違って購入すると、返品・交換の手間が発生するだけでなく、怪我のリスクにもつながります。

失敗③:型付けをせずにいきなり実戦で使う

新品のミットをそのまま試合で使い、うまく捕れずに自信を失ってしまう選手がいます。新品のキャッチャーミットは必ず型付けを行い、最低でも1~2週間はキャッチボールで慣らしてから実戦投入しましょう。

失敗④:安さだけで選んでしまう

極端に安いキャッチャーミットは、革の質が低く、すぐにヘタってしまうことがあります。特に週3回以上使用する場合は、ある程度の品質を確保できる価格帯のモデルを選びましょう。初期投資を惜しんで短期間で買い替えるよりも、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。

失敗⑤:他人の評価を鵜呑みにする

「〇〇選手が使っているから」「ネットの口コミで評価が高いから」という理由だけで選ぶのは危険です。手の大きさ、握力、捕球スタイルは人それぞれ違います。口コミは参考程度にとどめ、自分自身の手で確かめることが最も確実な選び方です。

まとめ|自分だけの最高の一つを見つけよう

野球のキャッチャーミット選びは、ポジションのパフォーマンスを左右する非常に重要な決断です。この記事のポイントを改めて整理します。

  • キャッチャーミットは一般的なグラブとは構造が根本的に異なる専門ギア
  • 硬式用・軟式用の区別は必ず確認すること
  • サイズ・ポケットの深さ・ウェブ形状がプレースタイルに直結する
  • 革の素材は天然皮革と合成皮革があり、レベルと予算に応じて選ぶ
  • ミズノ・SSK・ローリングス・ゼット・久保田スラッガーが主要メーカー
  • 型付けは捕球性能を引き出すために欠かせない工程
  • 日常のメンテナンスがミットの寿命を大きく延ばす
  • 年代・レベルに合ったミットを選ぶことが上達の近道
  • ネット通販でも購入可能だが、可能であれば実店舗で試着するのがベスト

キャッチャーミットは、使い込むほどに自分の手に馴染み、まさに「相棒」と呼べる存在になります。ぜひこの記事を参考にして、あなたにとって最高の一つを見つけてください。

よくある質問(FAQ)

キャッチャーミットの寿命はどのくらいですか?

使用頻度やメンテナンスによって異なりますが、毎日使用する場合で2~3年、週1~2回の使用であれば4~5年が一般的な目安です。定期的なオイルメンテナンスやレース交換を行うことで、寿命を延ばすことができます。

キャッチャーミットは左利き用もありますか?

はい、主要メーカーでは左投げ用(右手にはめるタイプ)のキャッチャーミットも販売されています。ただし、右利き用と比べてモデル数や在庫が限られるため、ネット通販や取り寄せでの購入になるケースが多いです。

軟式用キャッチャーミットで硬式ボールを受けても大丈夫ですか?

おすすめしません。軟式用ミットは硬式ボールの衝撃に対応する設計になっていないため、手を痛めるリスクがあります。また、ミット自体も早く傷んでしまいます。必ず使用するボールの規格に合ったミットを使用してください。

キャッチャーミットの型付けは自分でもできますか?

はい、オイルを塗りながらキャッチボールで徐々に型を作る方法であれば、自分でも行えます。ただし、湯もみ型付けは専門的な技術が必要なため、初めての方は専門店に依頼するのが安全です。費用は2,000円~5,000円程度が相場です。

キャッチャーミットを購入するのにおすすめの時期はありますか?

新商品が発売される2~3月(春のシーズン前)と、前年モデルがセール価格になる12~1月がおすすめの購入時期です。特にシーズン終わりの秋から冬にかけては、旧モデルが20~30%オフになることもあるため、コストを重視する方は狙い目です。

ネット通販でキャッチャーミットを購入しても大丈夫ですか?

2つ目以降の購入で、自分の好みのサイズやメーカーが明確な場合はネット通販でも問題ありません。ただし、初めてキャッチャーミットを購入する場合は、実店舗でフィット感を確認してから購入することを強くおすすめします。サイズ感や革の硬さは、実際に手にはめないとわからない部分が多いためです。

キャッチャーミットにはどんなオイルを使えばいいですか?

野球グラブ専用のオイルやコンディショナーを使用してください。ミズノの「ストロングオイル」やローリングスの「グラブオイル」など、各メーカーから専用オイルが販売されています。一般的な革用クリームでは成分が合わない場合があるため、必ず野球グラブ用と記載されたものを選びましょう。

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