三島でうなぎの隠れた名店を探しているあなたへ
「三島のうなぎを食べたいけど、有名店はいつも行列…」「観光客向けではなく、地元の人が本当に通うお店を知りたい」そんなお悩みを抱えていませんか?
三島は富士山の伏流水(ふくりゅうすい)で活きたうなぎを締める「三島うなぎ」で有名な街です。しかし、ガイドブックに載る有名店は週末になると1〜2時間待ちも珍しくありません。実は三島には、地元民がひっそりと通い続ける隠れた名店がいくつも存在します。
この記事では、三島在住のグルメ通や常連客への取材をもとに、観光客にはまだあまり知られていないうなぎの穴場・隠れた名店を7店厳選してご紹介します。各店の特徴・おすすめメニュー・価格帯・アクセス情報まで詳しくお伝えしますので、ぜひ次回の三島訪問の参考にしてください。
なぜ三島のうなぎは特別なのか?隠れた名店が多い理由
まず、三島のうなぎがなぜこれほど評価されるのか、その背景を簡単にご説明します。隠れた名店が多い理由にも深く関わっています。
富士山の伏流水がうなぎの味を変える
三島市は富士山の雪解け水が地下を通り、約15年かけて湧き出る伏流水の街として知られています。この水温が年間を通じて約15〜16度と安定した清らかな湧水で、仕入れたうなぎを数日間さらすことで泥臭さが完全に抜け、身が引き締まります。
この「水さらし」の工程こそが三島うなぎの最大の特徴です。水の質が味を左右するため、湧水に近い立地の小さな店ほど良質な水を使えるケースがあります。これが三島に隠れた名店が多い理由の一つです。
江戸時代から続くうなぎ文化の深さ
三島は東海道五十三次の宿場町として栄え、江戸時代から旅人にうなぎを振る舞う文化がありました。そのため、代々うなぎの技術を受け継ぐ職人が多く、看板を大きく出さない家族経営の名店が街のあちこちに点在しています。
三島市観光協会によると、市内には約30軒以上のうなぎ提供店があるとされています。有名店はそのうち5〜6軒ほどで、残りの多くは知る人ぞ知る隠れた存在です。
三島うなぎの隠れた名店7選|地元民おすすめの穴場
ここからは、実際に地元で評判の高い三島うなぎの隠れた名店を7店ご紹介します。いずれも行列が比較的少なく、味は有名店に引けを取らない実力店ばかりです。
1. うなぎ処 よしだ
三島駅南口から徒歩約12分、住宅街の中にひっそりと佇む小さなうなぎ専門店です。ご夫婦二人で切り盛りしており、席数はわずか16席。そのため回転は早くありませんが、一尾一尾を丁寧に焼き上げるスタイルが地元のうなぎ通から絶大な支持を集めています。
おすすめは「上うな重」(3,800円前後)。関東風の蒸しを入れた後にじっくり炭火で焼く二段階調理で、箸を入れた瞬間にほろりと崩れる柔らかさが特徴です。タレは甘さ控えめで、うなぎ本来の風味を引き立てます。
地元の方いわく「土日でも30分程度の待ち時間で入れることが多い」とのこと。有名店の待ち時間と比べると大きなアドバンテージです。
2. 割烹 いな川
三島広小路駅から徒歩約5分の場所にある割烹料理店です。看板メニューは季節の和食ですが、実はうなぎ料理の実力が非常に高いことで地元では有名です。
こちらの特徴は、うなぎを白焼きでいただけるコースがあること。富士山の伏流水で丁寧にさらされたうなぎは臭みがまったくなく、わさびと塩だけで食べる白焼きは素材の良さを存分に味わえます。価格は白焼き単品で2,200円前後、うな重は3,500円前後です。
割烹店のため、うなぎ専門店として検索にヒットしにくく、まさに「隠れた名店」と呼ぶにふさわしいお店です。予約が取れれば個室利用も可能で、接待や記念日にもおすすめです。
3. うなぎ 元祖 むさし
三島市内でも源兵衛川沿いの静かなエリアに位置する老舗です。創業から50年以上の歴史を持ちながら、大手グルメサイトでの口コミ数が少なく、観光客にはあまり知られていません。
店主が毎朝自ら市場に出向き、厳選した国産うなぎのみを使用しています。特に人気なのが「うなぎ丼(並)」(2,800円前後)。リーズナブルな価格設定ながら、うなぎのサイズは十分で、コストパフォーマンスの高さが常連客を惹きつけています。
タレは創業時から継ぎ足されてきた秘伝のもので、濃厚ながらしつこさのない絶妙なバランスです。ランチタイムは11時〜14時で、平日12時前に行けばほぼ待たずに入店できます。
4. 川魚料理 ふなき
三島田町駅から徒歩約8分。うなぎだけでなく、鮎やイワナなどの川魚料理全般を扱う専門店です。うなぎの焼き方は関西風の地焼きを採用しており、三島では珍しいスタイルが特徴です。
蒸しの工程を入れない地焼きは、皮がパリッと香ばしく、身の弾力がしっかりと残ります。「ふわとろ系よりも、しっかりした食感のうなぎが好き」という方には特におすすめです。
看板メニューの「特上うな重」(4,200円前後)は、うなぎを一尾半使った贅沢な一品。ご飯の間にもうなぎが挟まれた二段仕立てで、最後まで飽きることなく楽しめます。
5. 料亭 みしまの里
三島大社の裏手、観光客の動線からやや外れた場所にある小さな料亭です。普段は懐石料理を中心に提供していますが、ランチタイム限定でうな重を提供しており、これが知る人ぞ知る絶品です。
料亭ならではの美しい器に盛りつけられたうな重は、見た目の品の良さもさることながら、炭の香りがふわりと立ち上る焼き加減が絶妙。付け合わせの肝吸いや香の物にも手を抜かない、トータルの満足度が非常に高いお店です。
ランチうな重は3,600円前後で、料亭の雰囲気を考えるとかなりお得です。ただし、1日限定15食のため、事前予約が必須となります。電話での予約をおすすめします。
6. 食事処 たかはし
三島駅北口から車で約7分、国道沿いにある定食屋風の外観のお店です。見た目は普通の食堂ですが、ご主人はかつて市内の有名うなぎ店で15年間修行を積んだ職人。独立後にこの地に構えて10年以上になります。
修行先から受け継いだ技術に独自のアレンジを加えた「炭火焼きうな重」(3,200円前後)は、有名店にも劣らないクオリティです。特に、タレに三島産のわさびを少量加えた独自レシピが風味にアクセントを生み出しています。
駐車場が10台分あるため、車でのアクセスに便利なのもポイント。ドライブで三島を訪れる方には特におすすめの隠れた名店です。
7. うなぎ茶屋 水辺
源兵衛川のほとりに建つ風情あるお店です。テラス席からは清流を眺めながら食事ができ、三島の湧水の魅力とうなぎの両方を同時に楽しめる贅沢なロケーションが魅力です。
こちらの名物は「うなぎ茶漬け膳」(3,400円前後)。最初はうな重としてそのまま味わい、途中から出汁をかけてお茶漬け風にいただくスタイルです。特に夏場はさっぱりと食べられると好評で、リピーターが多い一品です。
2023年にリニューアルオープンしたばかりで、まだ口コミが少ない今が穴場として訪れる絶好のタイミングです。
三島うなぎの隠れた名店を見つけるための5つのコツ
上記で紹介した7店以外にも、三島には魅力的な隠れた名店がまだまだあります。自分だけのお気に入り店を見つけるためのコツをご紹介します。
コツ1:大手グルメサイトより地元の口コミを重視する
大手グルメサイトの上位にランクインしているお店は、すでに「隠れた名店」ではなくなっている可能性が高いです。代わりに、Googleマップの口コミや地元の掲示板、三島市観光協会の情報をチェックしましょう。口コミ数が少なくても評価が4.0以上のお店は、地元民に愛されている実力店であることが多いです。
コツ2:湧水スポットの近くを歩いてみる
三島のうなぎ店は湧水の恩恵を受けるため、源兵衛川・白滝公園・菰池(こもいけ)など湧水スポットの周辺に集まる傾向があります。これらのエリアを散歩しながら、看板の小さなお店を探してみるのも楽しい発見につながります。
コツ3:割烹・和食店のうなぎメニューを狙う
先ほどご紹介した「割烹 いな川」のように、うなぎ専門店ではない和食店や割烹料理店にも絶品のうなぎを出すお店があります。「うなぎ」のカテゴリでは検索に出てこないため、まさに隠れた名店と言えます。
コツ4:平日の早い時間帯を狙う
隠れた名店は席数が少ないお店が多いため、平日の開店直後(11時台)が最も確実に入店できる時間帯です。特に火〜木曜日は空いている傾向にあります。
コツ5:常連客に話しかけてみる
三島の方はうなぎに対する愛着が深く、話題にすると喜んで情報を教えてくれることが多いです。観光案内所のスタッフや宿泊先のフロントに「地元の方が通ううなぎ屋さんはどこですか?」と聞いてみるのもおすすめです。
三島うなぎの有名店vs隠れた名店|比較でわかるメリット
「有名店と隠れた名店、結局どちらがいいの?」という疑問にお答えするため、両者の特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | 有名店 | 隠れた名店 |
|---|---|---|
| 待ち時間 | 60〜120分(休日) | 0〜30分程度 |
| 価格帯(うな重) | 3,500〜5,000円 | 2,800〜4,200円 |
| 席数 | 40〜80席 | 10〜20席 |
| 味のレベル | 安定して高い | 店による差はあるが名店は同等以上 |
| 雰囲気 | 観光地的な賑わい | 落ち着いた空間 |
| 情報量 | ガイドブック等に豊富 | 事前情報が少ない |
| 予約 | 不可の場合が多い | 予約可能な場合が多い |
この比較からわかるように、隠れた名店の最大のメリットは「待ち時間の短さ」と「落ち着いた雰囲気」です。さらに、価格も全体的にやや抑えめな傾向にあります。
一方で、事前情報が少ないため、自分に合うお店を見つけるにはある程度の「冒険心」が必要です。この記事の情報を参考に、ぜひ自分にぴったりの一軒を見つけてください。
三島うなぎを最大限に楽しむための観光モデルコース
せっかく三島を訪れるなら、うなぎだけでなく街の魅力も存分に楽しみましょう。うなぎの隠れた名店を組み込んだ半日観光モデルコースをご提案します。
午前の部(10:00〜12:00)
10:00 三島駅到着。南口から三島大社へ徒歩で向かいます(約15分)。
10:20 三島大社を参拝。源頼朝が源氏再興を祈願した歴史ある神社で、パワースポットとしても人気です。境内の金木犀(きんもくせい)は天然記念物に指定されています。
11:00 三島大社から源兵衛川へ移動(徒歩約5分)。水辺の散策路を歩きながら、富士山の湧水の清らかさを実感してください。この湧水でうなぎがさらされていると思うと、ランチへの期待が一層高まります。
ランチタイム(12:00〜13:30)
12:00 本記事で紹介した隠れた名店でうなぎランチ。平日なら開店直後に入れば待ち時間はほぼありません。じっくりと焼き上がるうなぎを待つ時間も、贅沢なひとときです。
午後の部(13:30〜15:30)
13:30 柿田川公園へ移動(三島駅からバスで約15分)。柿田川湧水群は東洋一の湧水量を誇り、神秘的なブルーの湧き間(わきま)は必見です。
14:30 三島市内に戻り、三島スカイウォークへ(車またはバスで約20分)。全長400mの日本最長の歩行者専用吊り橋から、富士山と駿河湾の絶景を一望できます。
15:30 三島駅周辺でお土産を購入。うなぎの佃煮やうなぎパイ(浜松名物ですが三島でも購入可)など、うなぎ関連のお土産もチェックしてみてください。
このモデルコースなら、東京から日帰りでも十分に楽しめます。新幹線を使えば東京駅から三島駅まで約45分というアクセスの良さも、三島の大きな魅力です。
三島うなぎの隠れた名店を訪れる際の注意点
隠れた名店をスムーズに楽しむために、いくつかの注意点を押さえておきましょう。
営業日・営業時間を事前に確認する
隠れた名店は家族経営の小規模店が多く、不定休や臨時休業が発生することがあります。訪問前に必ず電話やSNSで営業確認をしましょう。特にお盆やお正月の前後は営業時間が変わることが多いです。
現金のみの店が多い
昔ながらの小さなお店では、キャッシュレス決済に対応していないケースが少なくありません。念のため、5,000円以上の現金を用意しておくと安心です。
うなぎが売り切れる場合がある
隠れた名店は仕入れ量が限られている場合が多いです。特に土用の丑の日(どようのうしのひ)前後は需要が集中するため、早い時間に売り切れることがあります。確実に食べたい場合は、予約可能なお店を選ぶのがベストです。
駐車場の有無を確認する
住宅街にある隠れた名店は専用駐車場がない場合があります。車で訪れる場合は、事前に近隣のコインパーキングをチェックしておくと焦りません。三島駅周辺には複数のコインパーキングがあり、相場は1時間200〜400円程度です。
まとめ|三島うなぎの隠れた名店で至福のひとときを
この記事では、三島うなぎの隠れた名店について詳しくご紹介しました。最後に要点を整理します。
- 三島のうなぎは富士山の伏流水で水さらしすることで、臭みのない上質な味わいになる
- 市内には30軒以上のうなぎ店があり、有名店以外にも実力派の隠れた名店が多数存在する
- 隠れた名店のメリットは待ち時間が短い・価格が控えめ・落ち着いた雰囲気の3点
- 割烹・和食店のうなぎメニューも見逃せない穴場
- 訪問時は営業日確認・現金準備・早めの来店を心がけることが大切
- 三島は東京から新幹線で約45分とアクセス抜群。湧水散策や三島大社と組み合わせて日帰り観光も楽しめる
三島には、ガイドブックには載らない素晴らしいうなぎ店がまだまだ眠っています。行列に並ぶ時間を減らして、その分だけ目の前のうなぎと向き合う贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
次の休日は、ぜひ三島であなただけのお気に入りの一軒を見つけてください。
よくある質問(FAQ)
三島のうなぎの隠れた名店で予約できるお店はありますか?
はい、隠れた名店の多くは小規模経営のため、電話予約に対応しているお店が多いです。特に料亭系のお店や席数が少ないお店は、事前予約をしておくと確実に入店できます。土用の丑の日前後や連休は特に予約をおすすめします。
三島うなぎの隠れた名店の価格帯はどのくらいですか?
隠れた名店のうな重の価格帯は、おおむね2,800円〜4,200円程度です。有名店と比べるとやや控えめな価格設定のお店が多く、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。
三島駅から徒歩で行ける隠れた名店はありますか?
はい、三島駅から徒歩圏内(15分以内)にある隠れた名店は複数あります。三島広小路駅や三島田町駅など、周辺駅からのアクセスが良いお店もあるため、公共交通機関での訪問でも十分に楽しめます。
三島のうなぎは関東風と関西風どちらですか?
三島のうなぎ店の多くは関東風(蒸してから焼く)を採用していますが、一部には関西風の地焼き(蒸さずに直接焼く)を提供するお店もあります。関西風は皮がパリッとした食感が特徴で、好みに合わせて選べるのも三島の魅力です。
三島うなぎの隠れた名店を訪れるのにおすすめの時期はいつですか?
うなぎは通年で美味しくいただけますが、天然うなぎの旬である秋(10〜12月)は脂がのって特に美味しい時期です。また、観光シーズンを避けた平日に訪れると、隠れた名店でも待ち時間なくゆっくりと楽しめるのでおすすめです。
三島のうなぎ屋さんで子連れでも入りやすいお店はありますか?
隠れた名店には家庭的な雰囲気の食事処や定食屋スタイルのお店もあり、子連れでも比較的入りやすいです。座敷席があるお店を選ぶとお子さま連れでもゆったり過ごせます。事前に電話でお子さま連れである旨を伝えておくと安心です。
三島うなぎの有名店と隠れた名店で味に大きな差はありますか?
味のクオリティに関しては、隠れた名店でも有名店と同等、あるいはそれ以上の評価を受けているお店があります。三島は湧水の質が良いため、どのお店でもベースとなるうなぎの品質が高いのが特徴です。違いはタレの味付けや焼き方のスタイルなど、各店の個性によるところが大きいです。

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