家財が残ったままの「現状有姿」で不動産売却できる?残置物撤去後の売却との損得比較
この記事のポイント
空き家や相続不動産を残置物付きでそのまま売るメリット・デメリット。撤去費用をかけて一般仲介に出すのとどちらが得かをプロが試算。
こんにちは!静岡県内の遺品整理・残置物撤去・空き家片付け専門相談員、合同会社KUREBA(提携:合同会社アシストプランニング)です。
実家を相続したものの、「遠方に住んでいて片付ける時間がない」「家財がそのまま残っていて、どう手を付けたらいいか分からない」と悩んでいませんか?静岡県内でも、三島市、沼津市、富士市、静岡市、浜松市などにおいて、親御様が亡くなられたり高齢者施設へ入居されたりした後の「実家の片付けと不動産売却」に関するご相談が急増しています。
そこで今回は、家財を残したままの「現状有姿(げんじょうゆうし)」で不動産売却ができるのか、事前に残置物を撤去してから売却するのとどちらが得なのか、プロの視点から徹底解説します。
1. 家財そのままでの「現状有姿売却」とは?メリット・デメリットを徹底解説
「現状有姿」とは、建物や土地、そして中にある家財道具などを今の状態のまま購入者に引き渡す売却方法です。近年、不動産会社による「買取」を中心に、この現状有姿での取引が増えています。
現状有姿売却のメリット
- 片付け費用と手間が一切かからない: 数十万円〜数百万円とかかる残置物撤去の初期費用を用意する必要がありません。
- 売却までのスピードが早い: 荷物の仕分けや処分に何ヶ月もかける必要がなく、買取であれば最短数日から数週間で現金化できます。
- 遠方にお住まいでも安心: 静岡県外にお住まいで、何度も実家へ通うのが難しい方にとって大きな負担軽減になります。
現状有姿売却のデメリット
- 仲介での買い手が見つかりにくい: 一般の個人エンドユーザーは「自分の荷物を入れたい」ため、他人の家財がある物件は敬遠されがちです。そのため、不動産会社への「買取」になり、売却価格が相場より2〜3割安くなる傾向があります。
- 室内の傷み具合が確認しにくい: 家具や家財が置いたままだと、床の傾きや雨漏り、壁のひび割れなどの不具合が隠れてしまい、後々トラブル(契約不適合責任)になるリスクがあります。
2. 撤去後に売却するのとどっちが得?プロによるリアル試算比較
「自分で片付けて仲介で高く売る」のと「現状有姿で買取に出す」のでは、どちらが得なのでしょうか?静岡県内の一般的な戸建て(3LDK・延床面積約80平米)をモデルに試算してみましょう。
| 比較項目 | A:残置物撤去後に仲介で売却 | B:現状有姿(そのまま)で買取 |
|---|---|---|
| 売却予想価格 | 1,500万円 | 1,150万円 〜 1,200万円 |
| 片付け・処分費用 | 約30万円 〜 50万円(業者依頼) | 0円(そのまま) |
| 仲介手数料等 | 約55万円 | なし(買取のため仲介手数料不要の場合が多い) |
| 手元に残る金額の目安 | 約1,395万円 〜 1,415万円 | 約1,150万円 〜 1,200万円 |
| 労力・期間 | 仕分け、自治体のゴミ出し、立ち会い等で2〜3ヶ月 | 業者との調整のみで最短数日〜1ヶ月 |
数字上は「A:撤去後に仲介」の方が手元に残るお金が多く見えますが、ここに「遠方から通う交通費・宿泊費」「仕事を休む機会損失」「精神的・肉体的な負担」が加わります。また、静岡県内の空き家は放置期間が長くなると固定資産税の負担(住宅用地の特例解除リスク)や、放火・倒壊のリスクも高まります。ご自身のライフスタイルに合わせて選択することが重要です。
3. 静岡県での実例と、放置リスク・法改正への対策
静岡県内(三島市や沼津市などの東部、静岡市の中部、浜松市などの西部)の現場でも、「実家が空き家になり、草木が伸びて近隣からクレームが入った」「仏壇や大量の衣類がそのままになっている」というご相談を多数いただいています。
近年、「空家等対策特別措置法」の改正により、管理が不十分な「管理不全空家」に指定されると、固定資産税が最大6倍になるペナルティが課されます。また、相続した空き家を売却する際には「空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除」という有利な特例もありますが、これには「相続から3年以内」「家屋を解体して更地にする」または「耐震リフォームを行う」などの厳格な条件があります。
私たち合同会社KUREBAでは、残置物撤去のプロとして、お客様の「売却方針」や「税金面のメリット」に合わせた最適なアドバイスを行っております。不動産会社をご紹介する提携(合同会社アシストプランニング)もございますので、片付けから売却までワンストップでスムーズに解決可能です。
4. まずはプロに相談を!失敗しないための判断基準
家財が残った実家の処分でお悩みなら、まずは以下の基準で判断してみましょう。
- 時間と体力に余裕があり、少しでも高く売りたい方: 遺品整理・残置物撤去業者に依頼して部屋をスッキリさせた上で、不動産仲介会社へ依頼するのがおすすめ。
- 遠方に住んでいて手間をかけたくない、早く手放したい方: 現状有姿での買取対応が可能な不動産会社と、片付けを同時に相談できる専門窓口を利用するのがベスト。
合同会社KUREBAでは、静岡県内の相場や自治体のルールに精通したスタッフが、現地調査・お見積もりを無料で行っております。「何から始めていいか分からない」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの大切なご実家の片付けと未来への一歩を、私たちが親身にサポートいたします。
「片付けは一人で抱え込まず、まずはLINEで写真をお送りください」
合同会社アシストプランニング(まめっ隊)代表 中谷 友紀 氏
「実家の片付けや空き家整理は、どこから手をつけて良いか分からず途方に暮れる方が本当に多くいらっしゃいます。当社では、お客様の不安やご予算に寄り添い、貴重品の仕分けから粗大ごみ搬出、買取査定までワンストップでサポートいたします。遠方にお住まいでお立ち会いが難しい場合でも、LINE写真でスピーディにお見積もり可能です。」
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よくある質問(FAQ)
Q. 家具や家電、衣類が大量に残ったままでも、本当にそのまま不動産を売却できますか?
はい、可能です。不動産会社の「買取」であれば、家財道具を一切処分せず「現状有姿」のまま買い取ってもらえます。ただし、一般の仲介市場では買い手がつきにくいため、買取価格が相場よりやや下がる点にご注意ください。
Q. 自分でゴミを捨てて片付けるのと、専門業者に撤去を依頼するのはどちらがおすすめですか?
時間と体力に余裕があり費用を抑えたい場合はご自身での処分も可能ですが、静岡県の各自治体ルールに従った分別や粗大ごみの搬出は想像以上に重労働です。特に遠方にお住まいの場合や、家具の量が多すぎる場合は、トラブルやケガを防ぐためにも専門業者への依頼をおすすめします。
Q. 静岡県内で空き家を放置すると、どのようなリスクがありますか?
放置された空き家は老朽化が進み、放火や不法侵入、台風時の屋根瓦の飛散など近隣トラブルの原因になります。また、法改正により「管理不全空家」に指定されると固定資産税の優遇措置が受けられなくなるため、早めの売却や片付け・管理対策が不可欠です。