静岡市の夜景スポットランキング！デートにおすすめの絶景ポイント8選

静岡市が誇る夜景の魅力

海と山に囲まれた自然豊かな静岡市は、日中の風光明媚な景色だけでなく、夜には息をのむほど美しい夜景が楽しめる街です。市街地の煌めきが駿河湾の海面に映る光景や、山頂から望む壮大なパノラマビュー、歴史的建造物の幻想的なライトアップまで、その魅力は多岐にわたります。

静岡市の夜景は、にも認定されるなど、その美しさは公式にも認められています。空気が澄んだ日には富士山のシルエットが浮かび上がり、他では見られない唯一無二の景観を創り出します。

この記事では、数ある静岡市の夜景スポットの中から、特にカップルのデートに最適な場所を厳選し、ランキング形式でご紹介します。ロマンチックなドライブから、心に残る記念日まで、あなたの特別な夜を演出する最高のスポットがきっと見つかるはずです。

【決定版】静岡市・夜景デートスポットランキングTOP8

静岡市の夜景の魅力を「パノラマ度」「ロマンチック度」「アクセス」などの観点から総合的に評価し、デートにおすすめのスポットをランキングにしました。

1. 日本平夢テラス：【王道】360°のパノラマと光の絨毯

静岡の夜景を語る上で絶対に外せないのが、日本平夢テラスです。「日本夜景遺産」にも認定されたその眺望はまさに圧巻。標高約300mの丘陵地に立つ展望施設からは、眼下に広がる静岡市街と清水港の光の絨毯、そして駿河湾の向こうに浮かぶ伊豆半島まで、360度のパノラマが広がります。世界的建築家・隈研吾氏が設計した木材をふんだんに使ったモダンな建物も魅力の一つ。特に土曜日は21時まで開館しており、ライトアップされた回廊は幻想的で、ロマンチックなデートに最高の雰囲気を提供してくれます。

2. 薩埵峠：【絶景】富士山と高速道路が織りなす芸術的風景

歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」にも描かれたことで知られる薩埵峠は、歴史と現代が交差する芸術的な夜景スポットです。展望台からは、駿河湾の美しい海岸線に沿って走る東名高速道路と国道1号バイパスの光跡、そしてその奥に雄大にそびえる富士山のシルエットという、唯一無二の構図を望むことができます。特に、空が青から深い藍色に変わる日没後の「マジックアワー」は、光と闇のコントラストが際立ち、写真好きのカップルにはたまらない絶景が広がります。

3. 静岡県庁別館 富士山展望ロビー：【穴場】駅近で楽しむ無料の天空回廊

「夜景は見たいけど、山道ドライブは少し不安…」というカップルにおすすめなのが、静岡県庁別館21階の富士山展望ロビーです。JR静岡駅から徒歩圏内という抜群のアクセスながら、意外と知られていない穴場スポット。地上約100mの高さから静岡市街を360度見渡せる室内展望台なので、天候や季節を問わず快適に夜景を楽しめます。無料で利用できる手軽さも魅力で、ディナーの後にふらっと立ち寄る、といったスマートなデートプランが可能です。

4. 駿府城公園：【歴史ロマン】ライトアップされた城郭を巡る夜散歩

徳川家康公ゆかりの地、駿府城公園は、歴史ロマンを感じる落ち着いた夜景デートにぴったりの場所です。公園の顔である東御門・巽櫓は、世界的照明デザイナー・石井幹子氏が手掛けたライトアップで美しく照らし出されます。お堀の水面に映り込む「水鏡」の光景は非常に幻想的。季節ごとにテーマの異なる特別プログラムも実施され、訪れるたびに違う表情を楽しめます。歴史に触れながら、静かな夜の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

5. 清水港エリア（ベイクルーズ・三保真崎海岸）：【海夜景】港町ならではの輝き

港町・清水ならではの夜景体験ができるのがこのエリア。二つの楽しみ方があります。一つは、富士山清水みなとクルーズが運航するナイトクルーズ。船上から潮風を感じながら眺める港の灯りは、非日常的で特別な時間を演出します。もう一つは、対岸にある三保真崎海岸からの眺め。車の中から、オレンジ色に輝く埠頭やエスパルスドリームプラザの観覧車をのんびりと鑑賞でき、プライベートな空間でロマンチックなひとときを過ごせます。

6. 円山花木園：【静寂】二人だけの時間を過ごせるプライベート展望台

「有名なスポットは人が多くて苦手…」というカップルには、知る人ぞ知る穴場の円山花木園がおすすめです。静岡市街地を西側から一望できる珍しいロケーションで、安倍川を挟んだパノラマ夜景が広がります。週末でも訪れる人が少なく、静かな環境でゆっくりと夜景を独占できるのが最大の魅力。駐車場から展望ポイントまで徒歩1分と手軽ですが、アクセス路が狭く急なため、運転に自信のある方向けのプライベートスポットと言えるでしょう。

7. 山原：【ユニーク】「ワニ夜景」で知られるドライブの定番

静岡の夜景好きの間で有名なのが、山原（やんばら）エリア。ここから見える夜景は、その独特な地形から「ワニが夜景を食べているように見える」と言われ、「ワニ夜景」の愛称で親しまれています。山を登る農道の至る所がビューポイントになっており、お気に入りの場所を見つけて車の中から夜景を鑑賞できるのが特徴。気軽に立ち寄れるドライブデートの定番として、多くのカップルに人気です。

8. 青葉おでん街：【グルメ】赤提灯が誘う、温かな静岡の夜

絶景を眺めるだけでなく、静岡の夜の「雰囲気」と「味」を楽しみたいなら青葉おでん街・青葉横丁へ。赤提灯が灯るノスタルジックな路地に、小さなおでん屋が軒を連ねます。名物の「静岡おでん」をハシゴしながら、お店の人や常連客との会話を楽しむのも一興。心も体も温まる、アットホームなデートができます。美しい夜景を見た後の締めくくりに訪れるのもおすすめです。

静岡夜景デートを成功させる3つのコツ

最高の夜景デートにするために、いくつかポイントを押さえておきましょう。

1. 時間帯と天候をチェックする
   富士山をくっきりと見たい場合は、空気が澄んでいる冬の晴れた日がベストです。また、写真撮影が目的なら、日没後30分ほどの「マジックアワー（トワイライトタイム）」が、空のグラデーションと街の灯りが最も美しく撮れる時間帯として人気です。
2. 服装と持ち物を準備する
   山間部の夜景スポットは、夏でも夜は冷え込むことがあります。一枚羽織るものを持っていくと安心です。また、薩埵峠や円山花木園など、駐車場から展望台まで暗い道を歩く場所では、安全のために懐中電灯を忘れずに持参しましょう。
3. 周辺の観光やグルメと組み合わせる
   夜景だけでなく、日中の観光プランと組み合わせることで、一日中静岡を満喫できます。例えば、日本平夢テラスに行くなら、日中は日本平ロープウェイで久能山東照宮を参拝したり、清水港で新鮮な海の幸を味わったりするのもおすすめです。

まとめ

静岡市には、王道のパノラマ絶景から、静かに過ごせる穴場、歴史やグルメを楽しめるユニークなスポットまで、多彩な夜景デートの選択肢があります。今回ご紹介したランキングやチャートを参考に、二人のスタイルに合った最高の夜景スポットを見つけて、忘れられない素敵な時間をお過ごしください。